長瀬寛司

ROCKBANDドブロクVo.G、絵も描きます。 http://dobrok.myst…

長瀬寛司

ROCKBANDドブロクVo.G、絵も描きます。 http://dobrok.mystrikingly.com/ https://anshinkanji.mystrikingly.com

最近の記事

オリンピックの落とし穴

オリンピックみたいな世界的なイベントが始まるとテレビ局はテーマソングを打ち出してその曲をガンガンにかける。 勇気がわいてくるようなアッパーな曲でオリンピックを盛り上げる。それぞれの局でテーマソングが設けられるわけだから、全部で5〜6曲あるってことになるのかな? 一日の終わりにはその日のハイライト映像の後ろでテーマソングが流れる。感動的なシーンでは実況などもそのまま流しつつ後ろでテーマソングが流れる。 ハイライトは毎日あるから観てるうちに映像と曲が強烈に結びついてくる。ハイ

    • 理にかなっている

      ご来場&投げ銭ありがとうございました。 今日来られないのでってことで投げ銭だけくださった方もいて、本当にありがたいです。 おかげさまで無事にイベントを執り行うことができそうです。 大事なイベントを開催するために、その資金を集める。 その方法は自分たちが最も得意なことであるところのバンド演奏。 その演奏をお客さんに楽しんでもらって、気持ちを投げ銭していただく。 なんだか理にかなっているというか、ものごとがポジティブにまわっているというか、そんな感覚でした。 こんな無茶なライブ

      • ある種とても幸せな風景

        何ヶ月か前の話。 どうにもこうにもキャベツの値段が高く、平気でひと玉500円とかして手が出ない時期があった。 「おいしくてリーズナブルで色んな料理のかさ増し要員としても活躍してくれるから最高!」そんな風にキャベツとは付き合ってきたのに、急にそんなお高くなられてしまうと…。 と、困惑していたのでした。 俺とキャベツとの間に距離ができてしまった。なんだか寂しいなあと思いつつ、スーパーに買い物に行くたびに少し離れたところからチラ見する。そんな日々だったのでした。 しかし、ある日の

        • カーナビのコメント

          道案内ではないちょっとしたコメントをカーナビがくれることってありますね。 「運転時間が長時間になっています。休みませんか?」とか、「スマートフォンと連動できませんでした」とか、「燃料効率の良い運転でした」とか、そんな感じのちょっとしたコメント。 それを聞いて、いつもフンフンと聞き流すわけなんだけど、こないだのコメントはちょっとイラついた。 その日、目的地を入力して車を運転していた。 あの角を曲がって20m直進すればもう着くというところ。 カーナビは「この角を左折です。目的地

        オリンピックの落とし穴

          七夕の短冊にこんなこと書いちゃうオレ

          スーパーなんかでよくあるように、「ご自由にお書きください」って案内と共に短冊とペンが店内に置いてあって、気が向いた客が短冊に願いを書き入れる。 笹にぶら下げられた短冊はウケ狙いのものもあるし、わりと切実なものもある。 おもしろいのもあるし、つまらないのもある。少し泣けるのもある。 それらをぼんやり眺めるのが好きだ。 そしてきのう見つけてしまったこの短冊。 これが風に揺れているのはなんとパチンコ屋の店頭なのであった。 この状況をどう解釈すればいいのだろう。 ここにはさまざ

          七夕の短冊にこんなこと書いちゃうオレ

          水を飲ませてもらえなかった時代の、指導者側の声

          世代的にはおそらく30代中盤くらいまでかな? 部活の話題になると「水を飲ませてもらえなかった」でひとしきり盛り上がる。 水を飲むとバテる、 水を飲むと身体が重くなる、 喉の渇きなど根性でカバーできないとダメだ、 などなど体育教師や部活顧問から厳しく言われ、明日のジョーの力石徹よろしく蛇口をヒモで縛って使えないようにされていた、みたいなエピソードで盛り上がる。 現在では、こまめに水分はとれ、喉が渇く前に水分補給しろって感じで、30年前とは真逆の指導が基本だしプロスポーツの世

          水を飲ませてもらえなかった時代の、指導者側の声

          させていただく問題、極まれり

          「お便りさせていただく」 「お話しさせていただく」 「出演させていただく」 「歌わせていただく」 などなど、さまざまなシーンで散見される「させていただく問題」は加速する一方だ。 「調子にのるな」みたいな指摘や炎上を過度に恐れるあまり先回りしてへりくだりまくる現象。 させていただくをつけときゃ大丈夫だろ的なやつ。 こないだ見た、ラクガキを防止するための貼り紙がかなり酷くて、ここまできたかとガックリきた。 「ラクガキが確認された場合は、法的措置を取らせていただくことがございま

          させていただく問題、極まれり

          野球や将棋のテクニカルな部分

          テレビをつけると、日本人メジャーリーガーが頑張っているようすを伝えてくれる。 「〇〇選手が二試合連続となるホームランでチームは連勝です」 「〇〇投手が五回まで無失点の好投を見せ、今シーズン5勝目をあげました」 そんなコメントとともに映し出されるのは、もちろんホームランを打った時のものや、三振を奪った時のもの。 それはいいんだけど、気になっちゃうことがある。 それは、その日のプレイそのもの以外のシーンを必ず差し込んでくること。 ホームランを打ってベンチに帰ってきてチーム

          野球や将棋のテクニカルな部分

          主人公のことはぜんぜん好きになれないが

          主人公のことはぜんぜん好きになれないが話の内容には共感できる。 主人公の思考の流れにも共感できる。 共感はできるけど、主人公のことはぜんぜん好きになれない。 ある本を読んでそんな感想をもった。 これはきっと作者の文章力のなせる技なんだろう。 作者の目線で、主人公ふくめて全体を俯瞰して見たら共感できる。 キャラクターとかストーリーよりも、作者の思う大きな流れとか筆力とかそういうのが重要なんだなと思ったまあまあ不思議な体験。 音楽に例えるならば、歌詞や曲自体はぜんぜん好みでは

          主人公のことはぜんぜん好きになれないが

          僕の性格の悪さゆえ

          お花見は寒い。 毎年、花見が始まるまで忘れてるけど、急に思い出す。 「あーーーー、そうだそうだ、寒いんだった、お花見は。いくら春っぽい陽気になってきたからと言って、外で長時間酒を飲むにはまだ早いんだった!」 っていうのは、多くの人が思っていること。毎年。 でも、せっかくみんな集まってワイワイやってるのに「寒い」だなんて水を差すようなこと言えないよ。っていうのもよくわかる。 そして、その問題についてはこの先も解決されることはないんだろうなと思う。 内心では「寒いな、早く終わらな

          僕の性格の悪さゆえ

          温めてはいけない袋もある

          カップラーメン。 そもそもは「お湯を注いで3分待つだけ」という手軽さがウケていたわけだ。 鍋や食器を汚さず、お湯を注ぐだけという手数の少なさがウケていた。 しかし、しばらく経つと人々は「より美味しく」「より多くの味のバリエーション」を求めるようになる。 その声に応えるように、メーカー側も新しい商品をどんどん世に放つ。 その中でもエポックメイキングな出来事だったともうのは、日清ラ王の登場だ。 生麺を湯せんして湯切りしてスープ用で改めてお湯を注ぐ、ラ王の登場は衝撃的だった。

          温めてはいけない袋もある

          お前の膀胱にあるんだろうよ

          ガサツな人っていうのは広い空間を一瞬でゆがめてしまうものなんだな。 そんなことを思った。 夕方、まあまあ混み合ったセルフ型のコーヒーショップ。 僕は注文を済ませて受け渡し口あたりでコーヒーができるのを待つ。 少し空気がゆがんだ気配がして入口の方を振り返ると、歳のころ60前くらいの男が入って来る。 小太りで上下ジャージ、「ズカズカ」という音が聞こえるような歩き方でレジの方へ向かう。 大きめの声でレジに立つ女性に言い放つ。 「お姉ちゃん、トイレ!おしっこ!ある?」 はあ?

          お前の膀胱にあるんだろうよ

          角田光代、読めるかな?

          週末ごとに図書館へ行き、角田光代の小説を借りてきて、一週間かけてそれを読み、また図書館へ行って違う角田光代を借りてくる、というサイクルを続けている最近。 心と脳みそのコンディションがとても良い気がする。 読書は大切だなー。 てか、読書の何がいいって(こんなことを今さらオレごときが言うのもおこがましいけど、本当に実感してること)、本の内容もさることながら、好きな文体、心地よい文章、自分にフィットする言葉選び、それらを一身に浴びながら文字の海を泳ぐのが気持ちいいってこと。 脳みそ

          角田光代、読めるかな?

          ビックリマンあっち側こっち側

          ビックリマンチョコ直撃世代。 なんだと思う。オレは。 小学生の頃にビックリマンが超絶大ブームだった。 多くのクラスメイトがシールを集めていた。 大量にビックリマンチョコを買って、シールがお目当てだからシールだけ抜いてチョコは捨ててしまうというのが社会問題になったりもしていた。 僕はビックリマンに潤沢に投資できるほどのお小遣いを持っていなかったので、特にシールを集めることもなく、放課後一緒に遊んでいた友達がビックリマンを買ってチョコを捨てようとするのを制してそれをもらう、とい

          ビックリマンあっち側こっち側

          オーラを身にまといし医師

          おだやかに丁寧な説明をしてくれる、それだけで信頼度が増すものだ。 てか、それがとても大事。 お医者さんとかは特に。 患者に向かって偉そうな態度をとり、「しょーもない質問とかするなよ」オーラを身にまといし医師のなんと多いことか。 先日、謎の腹痛のために行った内科のお医者さんは、「しょーもない質問とかするなよ」オーラを身にまといし医師ではなかった。 考えうる原因を丁寧に説明してくれるお医者さんであった。 パッと見ただけではわからないので、レントゲンを撮り、血液検査して、翌日あ

          オーラを身にまといし医師

          ジムと散歩

          「読書はジムでのトレーニングで、ネットは散歩。」 という話を聞いて深く頷いた。 習慣づけが難しい読書だけどそこで得たものや思考したものは着実に残る。 それこそ筋肉がつく。 ネットは手軽に気軽に色んなものに触れられるけど、ネットで得た知識はビックリするくらいすぐ忘れる。散歩は気晴らしにはなるけど筋肉はつかないよな。 なるほどなー、ジムと散歩で例えるのはうまいもんだ。 ちなみに、これはYouTubeで聞いた話なので、もう忘れました。 おしまい

          ジムと散歩