初めて知った木綿のハンカチーフ

愛聴しているTBSラジオでも最近話題になっていた案件。
「歌詞の意味が入ってくるか入ってこないか問題」。
僕は入ってこない派なんですが、不思議なことに本人じゃない人が歌っているのを聴くと歌詞の意味が入ってくることがよくある。
それはカラオケであるとか、誰かがカバーとして歌っている時であるとか。

本人が歌う時はどうして歌詞の意味が入ってこないのに、別の人が歌うと入ってくるのか?
その科学的な根拠が一日も早く出ればいいのになと思いつつ、
今日は「木綿のハンカチーフ」を歌っている人を観て、その歌詞の内容を初めて知ったのでした。


遠距離で暮らす男女の会話で成り立っている曲。
ああ、こんなしょうもない男と毅然とした女の話だったのか…。
すごいなあ、アレンジやメロディと相まって、悲壮感とかではなくて爽やかな印象しか残さない。

これを、男女逆のパターンでデュエットしたらおもしろそうだなーと思う。

てか、これも筒美京平による作曲かーーー。驚愕。

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恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ
いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ 都会の絵の具に
染まらないで帰って
染まらないで帰って

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行(はやり)の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ
いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっと あなたのキスほど
きらめくはずないもの
きらめくはずないもの

恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ
いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも 木枯しのビル街
からだに気をつけてね
からだに気をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過ごす街角
ぼくは ぼくは帰れない
あなた 最後のわがまま
贈りものを ねだるわ
ねえ 涙拭く
木綿のハンカチーフ下さい
ハンカチーフ下さい

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