ごめんね、つるみちゃん
食材の特徴を表現する言葉は色々あるが、果たして「つるみ」という言葉は以前からある表現ですか?当たり前みたいな顔でパッケージに書かれているけど、市民権を得ているのですか?僕は初めて聞いた。
ニュアンスはわかる。
つるつるっとしてて、ポジティブな印象であることはわかる。
が、唐突に作られた言葉って感じがしてなんかイケスカナイ。
甘み、辛み、苦み、エグみ、くさみ、とろみ等の食材の状態を表現する言葉の仲間なのか?
それとも、ここ数年で登場した「わかりみ」とか「うれしみ」の仲間なのか?
わからない。
わからないし、実はこうやって書いてるうちに「つるみ」はどうでもよくなってしまった。
「つるみ」なんかよりも驚きの事実にぶち当たってしまったのだ。
それは、味そのものではなくて食材の状態を表現する「◯◯み言葉」が「とろみ」しかない(思いつかない…!)ということ。
とろとろした状態が「とろみ」でしょ。
じゃあ、ネバネバは?「ネバみ」?言わないよねぇ。
パサパサは?「パサみ」も言わないよねぇ。
シャキシャキも、もちもちも、カリカリも、「◯◯み」にはならない!
衝撃の事実!!!
そう考えると、とろみの新たな仲間として「つるみ」を入れてあげてもいいんじゃないかなと。
そんな風に思っています。
イケスカナイなんて言ってごめんね、つるみちゃん。