AIで生成したコンテンツの利用は常に著作権侵害という時限爆弾を抱えている
だれでもAIを使えば簡単にコンテンツをつくることができる時代になっている.
インターネットとデジタル技術の普及で著作権という法律が急に日の目を見るようになってからまだ数十年しか経っていない。
そんな未熟な著作権法に今度はAIという新技術が襲いかかっている.
ITの急激な進歩に比べて著作権法の進歩は牛の歩み.
AIで生成したコンテンツの利用が当たり前になっていくわけだが、法律が追いついていない以上、必ずトラブルが起こることを心得てほしい.
著作権法に限らず法律というのは現実世界で問題が起こったあとに整備される.
現時点では生成AIコンテンツの著作権トラブルが起きていないから著作権法がAIに対する耐性を備えるには至っていない.
AIを想定したルールが著作権法にないから、生成AIコンテンツが違法が合法かどうかは裁判で決着がつくまでわからない.
「裁判で決着がつくまでは全てが合法」というのが生成AIコンテンツの著作権ということになる.
著作権法が整備されるまでAIの利用は控えてもいいがビジネスではそうはいかない.
著作権法が整備されていない以上、AIで生成したコンテンツを利用する場合は、契約で対応するしかない.
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