著作権と古本問題をリンクさせるから話が複雑になる

書籍の中古品売買は著作権に関する問題としてもよく話題になる.

書籍は他の中古品と何が違うのか.
著作物は特別に守られるべきだ.

著作権と古本問題をリンクさせるから話が複雑になる.
しかし、結局のところは、古本の売買だからと言って特別に扱われるわけではなく、他の中古品と同じという結論に落ち着く.

気持ちはわかるし作家の応援で新品を買うというのも理解できるけど、中古車とか中古不動産とかとどう違うのか自分は説明できないな

中古車や中古不動産と同列に扱われるのはけしからんという考えもある.
しかし行き着く疑問はこれ.

中古品に出回るものは自分にとって必要がないもの.
使いたいモノは手元においておくし使わないモノは手元を離れる.

書籍について言えば、何度も読み返す本なら手元においておく.
推理小説を何度も読む人はいないから手元を離れる.

書籍の扱いについては図書館もやり玉に挙げられている.

図書館や漫画喫茶みたいな所への新刊入荷についても、せめて発売二週間後とかにならんもんですかね

図書館が専門書を揃えることに意義を唱える人はいない.
しかし、発売したばかりの文芸書を、しかも大量に揃えているから著作者が怒るのである.

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