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#13 地域活動履歴とマイ・キーワード6(2000年代前半編)

2000年台前半

 活動履歴6回目は2,000年台前半です。いよいよその後の私のSecond Lifeの中心となるシミンズシーズの立上げを迎えます。

🔶シミンズシーズ設立(中間支援組織)

 これまでの活動の中心だった青年会議所を卒業(40歳定年制)し、6年間続けた心のケアの拠点運営活動もひと段落ついた2001年10月、継続的で地域に根ざした取組みのできる組織作りに取り掛かり、2002年6月にNPO法人シーズ加古川が誕生します。「シーズ」という言葉を使ったのは、「市民の想いの種」を大切に育んでいこうという想いからです。(法人名については、10周年を迎える2012年に約1年をかけてブランディングを行い、ビジョンとミッションの策定と同時に「シミンズシーズ」に改名します)。
 当時は、具体的な法人の運動指針は固まっていませんでした。想いを持って集まったメンバーは経営者、行政マン、大学教授、歯医者などでした。議論としては、グランドワークの手法を活用した地域づくり、多様化する地域活動へのサポート機能の開発、地域課題や社会課題の解決に向けた行政の委託事業の受託、助成金を活用した自主事業の実施などを漠然と話し合っていました。もちろん財政基盤もありませんでしたし、理事メンバーのボランティア活動の域を出ないスタートでした。勉強会をしながら、行政からのセミナーのプロデュースやミニコミ誌の企画などの受託が始まりました。そして、最初の大きな仕事として、加古川市内の市民活動団体の連携を提案し「加古川市民団体連絡協議」というネットワーク組織を作ることとに注力します。行政に掛け合ってわずかばかりのスペースを確保し、各団体の会議や作業がスムーズに行える環境整備に取組みました。また、僅かばかりの予算も獲得し、事務局機能の強化や事業も展開し始めます。このことがきっかけとなり、中間支援組織の色合いが強まっていきした。
 2006年にはスタッフの雇用が発生し、理事によるボランティア活動から脱却して、本格的な組織としての運営がスタートしますが、この辺りからは次回以降で紹介します。

※写真はシミンズシーズのロゴです

次回は2000年代後半の1回目です
🔶かこがわ学講座・かこがわ検定(ふるさと意識の醸成)

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