PDCAを回す全てのビジネスマン必須の分析ツール「クロス集計分析」について解説!
こんにちは!
ゆ〜せ〜です!!
今回は、PDCAを回す全てのビジネスマン必須の分析ツール「クロス集計分析」について解説!
みなさんはクロス集計分析についてご存知でしょうか?
人間は生きていたら様々な問題が生じます。
そんなときは原因を分析して次の行動に移さなければなりません。
そこでクロス集計分析をすることで次の行動に移しやすくなります。
では、クロス集計分析とは一体どのようなものなのでしょうか?
クロス集計分析って何?
クロス集計分析とは、2つないしは3つの項目でデータを集計し、集計結果から物事の傾向や意味合いを読み取る分析方法のことです。
簡単に言えば、いくつかの項目でアンケートを取って、そのアンケート結果からみんながどう思っているのか知りたいときに使えるツールと考えていただければなと思います。
このクロス集計分析を使うことで、次の策を考えやすくなります。
それは、データから今の状態や回答者の傾向が分かるからです。
そのデータの合計数に差がある場合は、合計数ではなく、比率を変更することで傾向を把握しやすくなります。
ちなみに、データの収集は、インターネットなどの外部情報やアンケート、他には自社や国の提供するデータベースなどたくさん方法があります。
クロス集計の例を見て理解を深めましょう。
例えば、アンケートの場合は、男性と女性とで分ける性別の項目と賛成と反対、どちらでもないの賛否の項目とで2つの項目でアンケートを取るとします。
そして、男性では賛成意見が多く、女性では反対意見が多かったとします。
その場合は、なぜ女性には反対意見が多いのかを考え、女性に受けるキャンペーンを打ち出したりなど、次の一手を決めるきっかけを作れます。
クロス集計分析のやり方
方法
①データの収集
②仮説
③アクションプラン作成
①データの収集
これは、全体の傾向や特徴、特異点を把握するために行います。
データは先ほどお伝えした通り、インターネットなどの外部情報やアンケート、他には自社や国の提供するデータベースなどたくさん方法があります。
②仮説
これは、データをもとに仮説をしていきます。
先ほどの例では、なぜ女性は反対意見が多いのか?というWHYから、女性に受けない商品なのではないのか?とか、女性は他社の商品を使っているのではないか?と様々な仮説を考えることができます。
③アクションプラン作成
仮説をもとにつぎのアクションプラン、つまり行動や対策を考えていきます。
クロス集計分析の目的はここにあるので、クロス集計分析をするときは、アクションプランの作成をゴールにおいて実行していくと良いでしょう。
ジムのマシンを増やした方がいいのか?
例えば、あなたはジムを経営していて、スペースが余っているので、トレーニング用のマシンを増やそうかと考えています。
しかし、マシンを増やすとマシン代と安全性を維持するのにコストがかかってしまい、会費を増やさざるを得ません。
こんなときあなたならどうするしますか?
自分の理想や理念を信じて行動するのも素晴らしいことですが、これで経営難になっては先が思いやられます。
こんなときにクロス集計分析をして、利用者にアンケートを取ることとしました。
仮にアンケート結果が以下のようなものだったとします。
ちなみにこのアンケートはわかりやすくするために簡単な数字にしています。
このアンケートから、ジムの利用数が週2回以下の女性だけ反対意見が多いことと、全体の半数以上が賛成しているということなどがわかります。
これらから以下のような仮説を考えることができます。
・ジムのマシンを増やしても少なくとも半分以上は会費を支払ってジムを利用してくれる。
・ジムのマシンを増やすことで、あまり週の利用回数が多くない女性のお客さんを失うことになる
・男性は利用回数にかかわらず、賛成が7割なので、会費が増えてもジムを利用してくれる。
これらの仮説からアクションプランを作っていきます。
・ジムのマシンを増やして、会費を上げる。
・利用回数が少ない人のために、平日だけと土日祝だけ利用できるプランを作って、そこの会費は現在の80%の会費にする。
このようにアクションプランを作って、対応策を実施することができます。
例えば、このアクションプランの結果、土日祝だけ利用する人がほとんどということが分かれば、土日祝だけ利用のプランの会費を上げ、平日だけのプランの会費を下げるという策を考えたりすることができます。
クロス集計分析をするのに気をつけたいこと
クロス集計分析をするときは、項目は3つまでにした方が賢明です。
4つ以上になると、複雑になりがちだし、データを見つけられないことも多いので、やらない方がいいです。
最後に、このクロス集計分析をする以外の方法も組み合わせて分析することで、意味合いを出しやすくなり、的確かつ正確な結論を導くことができます。
これからもビジネススキルについても紹介するので、それらも組み合わせて分析してほしいなと思います。
今回は、PDCAを回す全てのビジネスマン必須の分析ツール「クロス集計分析」について解説しました。
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