鬱ゲー紹介 RULE of ROSE 第4回

こんにちは、あずまろです。今回ご紹介するゲームはルールオブローズというゲームです。舞台はイギリスの少年院。ファンタジーな世界観ながらも子供達だからこその残虐さや奇怪な敵達がゲームを盛り上げてくれます。他にも少女達による百合要素が含まれているのが特徴的な作品です。

1.RULE of ROSEとはどういうゲームなのか?

RULE of ROSEは、主人公のジェニファーがバスの中で出会った少年に導かれて不思議な世界(孤児院、飛行船)に迷い込むところから始まります。そこに待ち受けていたのは孤児院を支配する「赤いクレヨンの貴族」という子供達の支配者達でした。ジェニファーは、彼女らの願いを聞き入れながら世界を探検していくというのが物語りの本筋です。また、子供達以外にも妖精という名前のクリーチャーが至る所にいて行く手を阻んできます。戦闘という概念もあり中々退屈しないゲームです。その陰鬱な展開やゲームに込められたメッセージを知れば鬱ゲーの名に恥じないゲームであると分かるはずです。

2.ゲームの個性的な登場人物達

1.ジェニファー・・・今作の主人公。謎の少年に導かれて不思議な世界に巻き込まれてしまう。赤いクレヨンの貴族達からは、最下位のビリと見なされており彼女たちが欲する貢ぎ物を探す羽目になる。非力ながらも襲いかかる妖精達と戦い、相棒のブラウンと共に世界の謎を解き明かすことになる。世界の謎は彼女自身の過去と非常に深く関係している。

2.ブラウン・・・今作の相棒の犬。捕まっていた所をジェニファーに助けられて、共に行動することになる。探索の時に嗅覚をいかしてアイテムを見つける以外にも戦闘の時に助けてくれるなどかなり従順な性格。ある意味本作で一番の被害者。

3.ダイアナ、エレノア、メグ・・・赤いクレヨンの貴族のリーダー達。孤児院で他の子供達を従えており、下の地位の物には貢ぎ物を用意させるなど好き放題やっている。ジェニファーにも貢ぎ物を用意させたり、嫌がらせをしたりと好き放題に接する。

4.ウェンディ・・・孤児院の子供の一人で、赤いクレヨンの貴族と違いジェニファーにも親しげに接してくれる数少ない味方の一人。物語後半では、重要な役割を果たし、ジェニファーの過去に何があったかを知ることが出来る。



3.ゲーム全体の評価

ゲーム中では、暴力的性的な表現がところどころに存在しますが目を背けたくなるほど強烈な物ではありません。(ネズミや虫が苦手な人からしたら地獄でしょうが)ジャンルで言えば、サバイバルホラーなのでサイレントヒルに似ていて、謎解きや大量の敵が登場します。
ストーリーについては、勘の良い人ならばすぐに何が起きているのかが分かるかもしれませんが非常に遠回しに語られるところやセリフがない所もあるので分からなかったら考察サイトなどを見るのも良いかもしれません。特にラストについては人によって意見が分かれると思います。


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