「自分のアタマで考えよう」 

勧められた本なので読んでみた。


まとめ


(本の帯に書いてある)
①「知識」を分離すること②「意思決定のプロセス」を決めること③「なぜ?」「だから何?」と問うこと④あらゆる可能性を探ること⑤縦と横に並べて比較すること⑥判断基準の取捨選択をすること⑦レベルをごっちゃにしないこと⑧自分独自の「フィルター」を見つけること⑨データはとことん追いかけること⑩視覚化で思考を深化させること⑪知識は「思考の棚」に整理すること。

感想


考え方の技術に近い本だと思っていたが、情報を図で整理されたイラストが多いので、統計に近い本でもあった。印象に残った一文は、考えるとは「あるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」という文である。最近は、自分の意見を出す事に意識が向いたり、相手に意見を聞くときの、問い材料として、どの情報をインプットして出たアウトプットなのか?。また、反対に、意見が無いとは、インプット材料が不足していたり、材料を集めただけで、結論を考えれていない状況である。と推察出来る問い材料が増えた。後、自分はこのインプットを受けてどんなアウトプットが出るのか?そもそも出ないなら、不要や考えていない、という判断指標が出来た。

物事を考える時に、いたずらに情報を収集して、適度に書き出したりするが、基本的に頭の中だけで考えをまとめてしまう癖があるので、それを直したい。それの結果はイマイチな事が多い。考える上で、やる事を紙などに箇条書きにしたり、2×2マトリクスに当てはめてみたり、グラフやデータから傾向を読み取ったりすることが、考える技術である。それらをやる事が、分かってる事を視覚化して何が変わるんだ。みたいな態度をとってしまいがちなので、そんな態度や考えを変えようと思った。そんな矢先のこの本であった。


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