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チャットコメント80件!参加者を置き去りにしないセミナー運営のポイント

こんにちは。しばらく間が空いてしまいましたが、社内のnoteリレーを機に再び記事を書きます!

このnote記事は、スタメンnoteリレーの10日目です!スタメンのnoteリレーにはついてはこちら👇


弊社ではユーザーの皆さんへ新機能情報を届けるための施策として、『共創ミーティング』という取り組みを実施しています。ありがたいことに好評をいただき、記念すべき10回目を迎えることができました!

今回も100名を超える方に参加いただいた上、イベント中も80件に及ぶコメントが飛び交うなど、熱量を感じる場になりました。タイトルの名の通り、より良いプロダクトを共に創る場が実現しつつあると感じています。

これまでの振り返りも兼ねて、一体感あるイベント運営のポイントを紹介してみます。加えて、「TUNAGはユーザーの熱量高いぜ」「イベント形式は新機能を届ける施策として効果高いぜ」ということが伝われば嬉しいです。


ちなみにこの企画は私がカスタマーサクセス(以下CS)チームに在籍中にスタートさせたものですが、現在携わっている新機能のリリースが近づいてきたことを機に、直近の開催でゲスト登壇した形となります。

※CSとしてやってきたことについては以下の記事で簡単に紹介していますので、参考情報としてご覧ください。

共創ミーティングとは?

共創ミーティングは2022年3月から始めた取り組みで、新機能に関する企画ディスカッションやリリース報告を、ユーザーの皆さんと一緒に行うオンラインイベントです。ユーザーと一緒にプロダクトをより良いものにしたい機能を作るからにはフル活用してもらいたいという想いから共創ミーティングの企画は始まりました。

先日9月13日には第10回目を開催し、新機能のリリースをユーザーの皆さんにお知らせしました。

スライドのテーマカラーとなっている2色のグラデーションは、
ユーザーと私たちが混ざり合うことを表現しています。

ユーザーの反応

ありがたいことに毎回のアンケートでは高い満足度を保つことができています。紹介した新機能へのイメージアップはもちろんのこと、サービス全体の信頼感アップにつながったというお声をいただきます。

特に、開発者や企画者に質問ができ、その場で的確な回答をもらえるのは疑問の解消に効果的です。また意見を直接伝えられることも好評でした。実現できるかどうか、また実現できない理由などが聞けると納得感が高まるようです。

加えて、他の参加者の反応が見れるのもポイントとのこと。生の声を聞けて他社の運用を参考にできる上、横のつながりを作れることにもポジティブな声をいただきました。個別のヒアリングだとこのあたりは実現しづらいですね…。

このように、皆さんに前のめりに参加していただけるからこその満足度ではあるのですが、熱量高く意見を出し合い、気づきを得てもらえる場とするために、いくつか工夫していることがありますので紹介します。

一体感を作るために工夫していること2つ

①アジェンダはユーザー目線で

あえてはじめに書いておきたいのが、ユーザーが知りたいことを先に伝えるということ。ユーザーにとってもっとも関心があるのは「何が実現できる機能なのか」「自社ではどのように使えるのか」という点です。これらを中心に置いてアジェンダを整理しています。

当たり前のように思えますが実はこれは落とし穴で、提供側の目線では、機能を作るに至った背景や機能に込めた想いなど、ついつい話したくなってしまうものです(笑)。でもそれは冗長で自己満足になりがち。実際に私たちもアンケートで指摘を受けて、ユーザー目線で構成を見直しました。もちろん、適切な期待値を持ってもらうために必要な内容はきちんと時間を取って伝えるようにしています。

②チャットを使ったアイスブレイク

次に考えているのは、イベント中のコメントしやすい雰囲気づくりです。大勢の参加者が見ている中で感想や質問を投げるのはとても勇気が要ります。でも一方的に知らせる場にはしたくないですし、イベント中にユーザーから教えてもらうユースケースに価値があると考えているので、参加者からは気軽にコメントを投げてほしいと思っています。

そこで始めたのがチャット欄でのアイスブレイク。「お昼ごはんは何を食べましたか?」「今食べたいおやつは何ですか?」といったライトな質問を投げかけるようにしています。

最初の一回を気軽に発言することができれば、その後のハードルが下がります。このアイスブレイクを始めて以降はチャットでのコメント数が大幅に増えました。

最後に

ユーザーの皆さんが前のめりに参加してくださるおかげで、イベントを作り上げている一体感を感じますし、誰よりも運営自身が楽しく進めさせてもらっています。やっぱり、ユーザーの皆さんの反応がリアルに見えるのはいいですね。

特に今回は私自身が担当している新機能だったこともあり、より一層大きな期待を肌で感じ、気が引き締まりました。熱量の高いユーザーが多いからこそ、期待に応えられるプロダクトづくりとに努めていきたいと思います。

余談:社内でも嬉しいことが

これは後から気づいたことですが、社内にも副次的な効果をもたらしていました。

一つは、CSメンバーに向けて新機能の提案を型にできること。共創ミーティングでは、新機能がより魅力的に伝わるように、また各社での運用に乗せたときのイメージを鮮明に持ってもらえるように、伝え方を練っています。CSメンバーもオーディエンスとして参加してもらうことで、お手本となる提案ストーリーや素材をそのまま社内の周知にも活用できることになります。当日の動画データは、新たな利用企業やCSメンバーへのコンテンツとして再利用できるなど、社内における意味もかなり大きいですね。

二つ目は、イベント中に出てくるアイデアがリアルなユースケースとしてそのまま他企業にも提案しやすくなること。まだリリースしていないのにいくつものユースケースが生まれている、という嬉しい状況が発生しています。

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