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「シャッター商店街問題の解決方法」

私たちオッサンが子供の頃は大型のショッピングモールとかスーパーが少なかったので商店街で買い物をしてたので随分と賑わっていたのですが、ここ数十年掛けて世の中のお商売の形態や人の流れが変わったりして商店街の中のお店が殆どシャッターを閉めてしまっているっていう問題。

なので「昔の賑わいを取り戻そう!」というよな話を聞いたりします。

よく言われている原因は「大きなスーパーが出来たから」というのが多いと思うのですが、そもそも同じ場所でずっと同じ商売を何十年も続ける方が難しいというのが大前提にあると思いますし、駅とかからの人流があるところはまだいいのですが、人の流れ(購買層の流れ)が変わってしまった(町ごと高齢化した)ところはどうにもならないようで、まぁ100m先のドラッグストアとかスーパーに行けば良い状態の物が安く売られてますからしょうがないような気もしますが・・・

で、あまり知られていないところで問題なのは

「二階に70歳を過ぎた元店主が住んでいる」という事

そもそもは店主さんの高齢化されてるんですよね、商店街のお店の多くは、下は店舗、上は住居、というパターンが多いらしく、フタをあければ結局は「下の店舗部分だけ若い人に貸して家賃とろう!」
「固定資産税分を誰かから取ろう」って話

そんなん誰が借りんねん(汗)

表向き建前は「昔の賑わいを取り戻そう!」ですが
本当の理由は「若い人に貸して家賃取ろうぜ」で
更に裏の理由「昔の賑わいを取り戻そう!」と言えば行政が税金から予算を工面してくれるのでそれ目当てコンサル事業。

そう考えると老朽化した分の補強とか補修とか改装費を考えたら「もっといい条件のとこを借ります」ってなりますよね(汗)

もっと困るのは、既に持ち主が分からなくなって行政でも手がつけられないという事が起きているようです。

じゃあどうすればいいか?

例えば「考え方を変えちゃう」というのはいかがでしょうか?

「あんなに賑わっていたのに殆どシャッターが閉まっていて寂しい」
と見ないで
「景気の良い時に稼いで、今はお金お金の生活から解放されてノンビリされてる」
と見る。

なのでシャッター商店街は問題なのではなく、お役を終えてお商売から解放された証。

寂しいからといって70を過ぎた方にまた借金してまで商売をさせるのも酷ですし、買い取って建て替えるから引っ越してって追い出すのも酷、なので寂しいとか言わないで「おつかれさまでした、ごゆっくりどうぞ」という暖かい気持ちでシャッターを見守るのが実は一番平和的なんじゃないかな~と。

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