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成形からの削り

再生土で早速轆轤で成形。茶碗である。
久しぶりの割に失敗も無く、無駄なくできた。珍しい。
サラリーマン陶芸の悩ましいところはこの後の工程。高台を削るために生乾きにするわけだが、そのタイミングが難しい。削るのにちょうど良いタイミングの日に限って、大体仕事なんで、発泡スチロール箱に避難させ乾きを遅らせたりしないといけない。天候が悪く予想より乾きが遅くなって、いつまで経っても削れない事も。生業としていれば毎日作業場に行き、チェック出来るけど、サラリーマンが本業の自分にはなかなか難しい。夏は夏で、1日で乾きすぎてしまい削れなかった事も。
今回はまぁ、時間がうまく取れたので(それでも1日予定が狂った)、スムーズにいった。

カタチはが一定していないのは自分が未熟者だからである。でも、陶芸のいいところは焼成すると窯の神様が予想外のクオリティーに仕上げてくれる事もある。もちろん、逆にダメ出しもある。最後は窯に頼るのだが、そこがサラリーマン陶芸の強みであり弱みであるし、面白いところだ。一定の水準を無視してもいいのだ。クオリティーを無視する意味じゃない。遊べるという意味だ。
さぁ、次は素焼だ。2月中には終わらせたい。

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