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【車査定】最大元値の9割で車を売る方法その① 高く売るための条件

今回の記事はこんな人におすすめです:とにかく車を高く売りたい人

前回、こんな記事を書いた。

二回目にして初回の三倍以上の反響を頂き、非常に嬉しい。
読んでくれた方ありがとうございます。

しかし、この記事で肝心なことを書き忘れていたので、今回はその補完も兼ねて、車を高く売るために必要な基礎知識的なことを紹介しようと思う。

なお、ここで紹介するお話は車以外のものを売るときでも同じことがいえるので、質屋なりブックオフなりにいらないものを持っていく前に読んでいただけたら幸いだ。

■高く売るために必要な条件1.新品に近いこと

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高く売るための条件の1つ目は、一言でいえば「新品に近いこと」である。

走行距離は少なく、車体に傷一つなく、それでもって今年発売したばかり。
そんな車が中古価格で販売されていた場合、場合によっては新車よりも需要が発生するのだ。

ほぼ新車に近いのに新車よりも安ければ、よほど車に強いこだわりを持っていない限り多くの人は安い方を選ぶ。
そのため現在の中古車需要が増している現在では、中古車買取業者側も多少買取額にイロをつけてでも確保したくなるのだ。

ここで重要なのは、業者が欲しいのは、ただの中古車ではなく「多くの人が買いたがる中古車」だということだ。

例えば、同じ車でもボロボロのものと新品に近いものとでは、当然のことながら後者を選ぶ人のほうが圧倒的に多い。
そのため、売る側も新品に近いものを欲しがるのだ。

つまり、高く売るには買取業者側の需要を考えるのが大事だということである。

■高く売るために必要な条件2.世間の需要

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もう一つ重要なのが「世間の需要」だ。
紀伊国屋文左衛門のミカン船のように、需要があるときに供給を満たせば、そのぶん利益につながるのだ。

逆に、いかに新品同然のものでも、世間のニーズに沿っていなければ高価買取にはつながらない。

わかりやすく例えるなら、今現在新品同然のたまごっちを大量に仕入れても売れないのと同じである。

以前も同じURLを貼ったが、今中古車の需要は増大している。

詳しくはこちら

参考記事:下取り価格10万円だった愛車が65万円に

需要増大の原因として、
・密を避けやすい
・新車より安い
・即座に納車可能

というものがあり、現在新車以上に必要とされているのが中古車なのだ。

また、上でも紹介したが車は新品に近ければ近いほど需要が高まる。
そのため「後でもっと高騰するかも」という考えは、中古車に限っては当てはまらないことが多い。
車は時間が経つにつれて劣化するため、そのぶん価値も下がるからだ。

つまり、需要があると判断すれば、即座に行動したほうが良いということである。

■現在中古車は場合によっては販売価格の9割で売れる

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タイトルでも書いたが、中古車は現状、条件次第では元値の9割近い価格で売ることが可能である。

これは決して誇張表現ではない。
株式会社PROTOが運営しているWEBマガジン「グーネット買取ラボ」でもその根拠が書かれているので、一部引用して紹介しよう。

年式が、新しい車・人気のある車・状態のよい車・売れやすい時期など、さまざまな条件が上手く重なった場合、販売価格の9割もの価格で買い取ってもらえる可能性があります。つまり買取店や販売店側の利益は最大でも1割ほどしか乗っていません。

中古車は新車と違い、車1台1台に対して保管が必要であり、また売れ残れば売れ残るほど故障などのリスクが高まっていきます。そのためすぐに売れると販売側が確信できる車ほど販売価格に対して高い割合で買い取ってもらえるのです。

車の買取価格は売値の何割が基本なの?|車買取・車査定のグー運営~より抜粋

車の状態は人によって異なるが、少なくとも現在中古車は売れやすい時期にあるといって良い。

この売れやすい時期というのは、人にはどうすることもできない運要素である。
来年の今頃、車の需要が今と同じという保証はなく、むしろ需要が高まった反動で一気に下がるという可能性もありえるのだ。

今車を売ろうかなと考えている人は、下取り価格10万円だった愛車が65万円になるチャンスは今のうちだけかもしれないということを覚えておこう。

以上、今回は車を高く売るための基礎知識を紹介させていただいた。
次は車を高く売るために必要な要素である「車の状態を良くする方法」を紹介していこうと思う。
もしくは好きな映画の話。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
参考になったなら、ぜひ「スキ」を押してやってください。
では、また次回。


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