私は読む事が好き

文章を書く。という事に慣れたいと思いとりあえず始めた。

私は接客業に従事し、日々多くのお客様に接している。
笑顔で一日を終える日もあれば、お客様の感情を一心に受け止め、心にダメージを負う日もある。仕事を全力でこなすには体力もいるし、人前に出るからにはと、体型管理にも多少気を使っている。
食べる事が大好きな私にとっては、正直ストレス。

そんな私の癒しが、本の世界。
どんなに私の生きる現実世界で逆風が吹いていても、本の世界は穏やかで癒しの空間が広がっている。
また、のんびりとした時間を過ごしている日に、殺人事件の犯人や、不倫をする物語の登場人物の人生に首を突っ込んでいったりもする。
私の人生を重ねて涙する事もある。

生きているうちに少しでも多く、物語に触れたい。
時間がいくらあっても足りない。
本当は仕事をしないで本の世界に居たい。
とも思うけど、私には現実世界があって、仕事があって、抱えるものがあるからこそ、作られた物語をスパイスとして読書を楽しめるのかもしれない。

誰かが産み出した世界のお陰で、私の心の安寧は保たれている。