宇宙のあらゆる構成要素が強度的かつ潜在的に人間である
北野圭介さんの『マテリアル・セオリーズ: 新たなる唯物論にむけて』を読んで「新しい唯物論」や「思弁的実在論」といった、人新世だとか、AIやセンシング技術、バイオなどのテクノロジー分野の高度化によるヒトとモノ、人工と自然の垣根が曖昧になりはじめた、ここ最近の社会の変化をとらえる上で有効だと感じる現代の哲学の潮流に興味をもったのをきっかけに、すでにこのnoteでも紹介したように(マガジン「ビブリオテーク」を参照)マヌエル・デランダ『社会の新たな哲学: 集合体、潜在性、創発』、ブリ