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FALL GUY

  • 概要
    華やかな映画の世界で活躍する影の存在スタントマンを主人公にした作品。ライアン・ゴズリング演じるスタントマンの主人公が、一つの挫折で失った仕事と恋人に再挑戦するが、そのきっかけを作った裏ではなんらかの事件が動いていて- ?

  • 観劇きっかけ
    予告が非常にハリウッドさ満点だったのと、先に見に行った方々のレビューが「ハリウッドらしい」と口々に書いていたこと。あんまり難しいことを考えなくていいポップコーンムービーを観たかった。

  • 良かった点
    バービーの時も思ったが、ライアン・ゴズリングはちょっとアホだけどカッコいい男を演じるのに今もっとも適している気がする。どこか愛嬌があって応援したくなる感覚。
    ストーリーはベタめだが、スタントマンの仕事の過酷さを嫌味なく描き、リスペクトを生む描き方をしている。スタントを逆手に取って畳み掛けて行く後半は面白く素晴らしい。映画に出たことないけどスタッフってあんな感じなんだろうなと思わせるエミリー・ブラントはじめキャストの演技もなんだか良い。

  • うーんポイント
    映画では「主人公のやりなおし」と「背後で動く事件」が2大要素として進んでいくが、特に前半はどちらかが動くとどちらかは止まってしまうという進み方で相乗効果が出ておらず、スピード感が足りずに中弛みしてしまう感覚がある。ただ、邪推ながらそこを抜いてしまうと目新しさとして効いている部分が(恋愛ドラマだけじゃなく)なくなってしまう気もするので惜しいところ。とはいえもう少し最適解があったかも?

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