コトタマTalk【猿女】
猿女と書いて「エンジョ」と読む。
猿田彦の流れをくむものである。
アメノウズメも猿田彦神から「猿」の名を得て「猿女」となる。
古事記を編纂した稗田 阿礼 (ヒダノアレイ)も猿女の系統とのこと。
猿女は、語り部(カタリベ)という意味でもある。
猿は申とも書く。
申(サル)を以って示すという字が神という字である。
これは、決して申が神だという意味ではない。
申という文字にトリックがある。
「申す」と書いて「マウス」「モウス」と発音する。
一般的には「モウス」だが、祝詞の口上では「・・かしこみかしこみマウス(申す)」と発音されている。
マウスとは、口(Mouth)つまり、言葉という意味がある。
申(サル)を以って示すとは、口つまり言葉を以って示す、を意味するもので、猿女が語り部たる理由はそこにある。
猿=申=マウス=口(くち)=言葉=言霊。
神とは言霊を以って示すの意味がある。
猿女である語り部は言霊使いでもあり、神の使い、道先案内の意味をも有しているのである。
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