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【扉と意識】

扉(トビラ)と人の意識について考察してみる。

事柄を進めるとき、人との出会いのとき、

ある時に物事が進むことがある。

ちょうど、扉が開いたかのように開かれていく。

意識で一生懸命に見えざる扉を探しても見つからない。

あるときにふと浮かんだことで繋がって扉が見つかる。

扉という字は戸に非ず(アラズ)と書く。

扉は扉に非ず(アラズ)なのだ。

戸の音は「ト(ウ)」なので十でもある。

戸=ト(ウ)=十=Ten=天

扉は天との意識を結んだときに出現するのかもしれない。

戸に非ずとはきっとそんな意味を伝えているのだと思う。

壁にぶつかって先へ進めないならば、

ドラエモンのように「どこでもドア」のような扉を創造し、

壁に描く事だけはできるはず。

その開かない壁の扉がいつか開くときが来る。

壁に描くという創造を意識で行うことが、

現実で扉が開かれていくことが起きてくる。

扉がないことを嘆くより、

そこに扉を創る喜びを楽しみにする。

空間の扉を大いに開いていくことにしよう。

扉と意識


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