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雑記(鉄血のオルフェンズ メモ①)

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。

「止まるんじゃねぇぞ……💃💃💃」があまりにも有名になりすぎて、「水星の魔女」が始まるまで死に様ひとつでアナザーガンダムの看板を支え続けたとまで言われた、オルガ・イツカの英雄譚。

嘘です。

「鉄血のオルフェンズ」は、リアルタイムで観ていました。
ただ、飛ばし飛ばしだったこともあり、ちゃんと1から観てみようということで、まずは1期(~第25話)を視聴しました。

以下、感想。

ざっくり言うと、任侠ガンダム。
前に進むことしかできなかった、少年少女の話です。

一応、ガンダムバルバトスに乗る三日月・オーガスが主人公なのですが、ミカって「全く成長しない主人公」という、結構珍しいタイプのキャラなんですよね。
細かい心境の変化はあるのですが、基本的に「オルガ・イツカ第一主義(?)」を崩さず、いつもオルガの指示を仰いでいます。

「オルガ、次は俺、どうすればいい?」

だからむしろ、敵役のガエリオ・ボードウィンの方が、よっぽど主人公してるんですよね。

ガエリオが裏主人公とは、よく言ったもので――。

ガエリオ→アインとの交流を通して、ギャラルホルンの腐敗に立ち向かう
マクギリス→幼馴染のガエリオやカルタを利用し、裏とも繋がるライバル

――と考えた方が、しっくり来る気がしないでもない。

本当に、1期では2人ともいいキャラしているんですよ。
特にマッキーなんてさぁ……。
ガンダムバエルの伝説なんて!! おかしいですよ、カテジナさん!!
(「とち狂ってアグニカのお友達にでもなりに来たのかい?」)

あと、タービンズの名瀬の兄貴がいいキャラしてる。
アルミリア可愛い。シノはうるさい。

余談ですが、名瀬の兄貴の中の人って、AGEで宇宙海賊になったかと思えば、鉄血で木星マフィアをしてるんですよ……。
ガンダム界で道を外れまくってる。

まぁ、何だかんだと言われていますが、1期は結構面白いですよ。
特に序盤の盛り上がりは、アナザーの中でもピカイチだと思います。

オルガが「ミカァ!!」って叫んで、悪魔のバルバトスが地上からバァンって登場して、メインテーマがチャーチャーチャーンってかかって……(伝われ)。

鉄血はBGMも良い。
ガンダムUCのように、ここで来てくれってタイミングで、かっこいい曲がバシってかかる。

食事シーンが多いのも、地味に飯テロ。

ただ、ホモソーシャルな環境がメインになってくるので、そのような同性同士の関係性が苦手な方には、ちょっとキツいかもしれません。
まぁでも、そんなこと言ったら「水星の魔女」も観れないと思うので、そこら辺は個人の好みって感じで。

と言うか、1期の終盤でビスケットが死んだのって、オルガの判断ミスってことでいいんでしょうか?
だってお前、司令塔が戦場で出しゃばったら、そりゃあ狙われるでしょうが……。

1期の感想はこの辺で。
マクギリスのIQ低下を恐れつつ、2期を観たいと思います。




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