東京オリンピックについて

東京オリンピックは今年必ず開催される。
我々平民がどれだけ騒いでも意味がない。

なぜならば理由はシンプルで、開催都市契約によればオリンピック中止はIOC側からのみ提案できる。
そしてオリンピックを中止すると、IOCは倒産をする。
各種権料(ほとんどがテレビの放映権料)の大半が得られないためである。
放映権料はアメリカのテレビ局NBCだけで、76億5000万ドルにも及ぶらしい。
他のステークホルダー(例えば東京都)が契約を破って中止を先導しIOCに大損害を与えるようなことがあれば、莫大な損害賠償の請求を受ける。

なので東京オリンピックは今年必ず開催されるのである。
判断できる主体が、自らの倒産を選ぶことはあり得ない。
その結果感染症の流行が再燃しようが、それは彼らの利害にとっては関係ないことである。
さらにいえば緊急事態宣言はオリンピックの開催直前(1~2週間前くらいか?)までは絶対に解除されない。
IOCの会長が言っていたように、私たち平民の私権が犠牲となって、若い世代のかけがえのない青春が犠牲となって、尊い五輪が開催できるのだ。

では私たちはどうすればよいのだろうか。
私たちにできることは簡単なことで、でも無力なことで、
・緊急事態宣言がオリンピックの直前まで解除されないことを織り込んで行動する。
・東京オリンピックが必ず開催されることを織り込んで行動する。
この2つに尽きる。

悲しいが、期待をするから失望をする。
ヤフーニュースとかはてなブックマークとかを見て、脳のリソースを割いてイライラするだけ無駄である。
私たちは予めリスクを織り込んで、最悪のシナリオを想定した上で自らの身の振り方を考える必要がある。

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