テレビ壁掛け⑬ 巾木モールの取り付け
壁掛けテレビに接続する、電源ケーブルやLAN・TVのケーブルを、
露出配線でテレビの真下まで引っ張ってきます。
電源ケーブルは、左下のコンセントで分岐して、
真ん中下側の穴(スイッチボックス)まで引きます。
LANとTVアンテナは、
右側面の壁にあるマルチメディアコンセントから
同じく下側のボックス近くまでケーブルを引きます。
上下のボックス間は壁の裏で
VVFケーブル1本とPF管(22)を2本つなげてもらってあり、
途中から壁裏を通した隠蔽配線でテレビに接続する、という計画です。
水平方向の露出配線をおさめる
巾木モール(未来工業)を施工します。
施工のポイント
本体は1m単位(2mのラインナップなし)
継ぎ目部分はストレートパーツで納める
入隅部分にエンドパーツを入れるならば、
モールの端と壁の間にエンドパーツの厚み分のすき間を空けるストレートパーツから上方向に配線を出す場合には
モール同士を密着させず、ノックアウト分以上すき間を空けておく引出しカバーパーツの取り付けは、
軟質シャッターに切れ目を入れればいいだけ。
モールをカットする必要はなく、施工後にも追加できる(これは楽)
継枠を付けたコンセントの真下にストレートパーツを付けて、
巾木モールと継枠との間をふつうのケーブルモールで接続します。
巾木モールからケーブルを引出したいところには、
ケーブルが抜けて来ないように引出しカバーを取り付けます。
切断
必要分の巾木モール本体とパーツを準備しました。
モール自体の幅が広く、途中に離隔もあるので、
通常のモールカッターでは切断が難しそうです。
金切り糸鋸で切断しました。
取り付け
既存の巾木に重ねて取り付けます。
取り付け方法の候補として、釘・ネジ・両面テープなどあります。
両面テープは剥がれてきたときに、
既存巾木の塗装が広範囲に損傷する可能性がありやめておきます。
巾木に開く穴が小さそうなので、細い釘を使うことをかんがえましたが、
モールのすき間から釘を打ち付けることが難しいのでこれも×。
ネジ止めにしました。(M2.1×10の木ネジ)
ケーブルを取り出したい部分には
軟質シャッターに切れ目を入れて引き出しカバーを取り付けました。
普通のモールはジョイント部分で少し幅が増すので、
その分天井や壁・床との間にすき間が必要ですが、
巾木モールは、ほこりが入らないように床ピタで設置しても
各パーツを後付けできるようになってます。
(2020-10-01に投稿した記事の移転・再投稿です)
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