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テレビ壁掛け⑭ コンセントと継枠の取り付け


隠蔽配線のために設置したスイッチボックスに、
ケーブルを通すための配線カバーコンセントを取り付け、
さらに、電源ケーブルを露出配線するためのプレート継枠も取り付けます。

業者に依頼した壁工事は完成

真ん中に見える2つの穴はスイッチボックスを設置したところです。
上側のボックスはテレビの裏に隠れる位置にあり、
上下2つのボックス間は壁の裏で
VVFケーブル1本とPF管(22)を2本つなげてもらってあり、
垂直方向隠蔽配線になります。

壁裏を水平方向に配線・配管することはなかなか難しいので、
下側のボックスと左下に見えるコンセントの間を露出配線でつなぎます。

材料は揃えましたので、コンセント周りの施工に入っていきます。
(電気工事士の資格が必要な作業です)

コンセント周りに使う材料


開口部断面をカバーする 
あと付け継枠

テレビの裏に来るスイッチボックスの部分です

エコカラット+石膏ボードの厚み分(7+9.5mm)、
開口部の断面が露出しています。

このままでもまったく構わないのですが、
開口部の断面や石膏ボードの切粉から
器具や接続部を保護するためにすこしキレイに仕上げてみます。

スイッチボックスと器具取付枠の間に挟む、
未来工業のあと付け継枠です。

8mm厚さが10枚入り、必要な厚さの分だけ重ねて使います。
2枚重ねでほぼちょうどよい厚さになりました。

継枠を付けたところ

コンセント裏のケーブルを露出配線にする 
プレート用継枠

コンセントプレートをかさ上げして、
側面から露出配線を出せるようにするのがプレート用継枠です。

枠の内側にノックアウト用の溝があります。
複数の溝があるので、メーカーサイトで図面を確認。

複数のノックアウト用溝があります

1号モールを差し込めるように、
ノックアウト部分にニッパで縦に切り込みを入れて、
ペンチで折り取りました。

ノックアウトを抜いたところ

バリをやすりで削ります。

バリ取り

マサルの1号モールが枠の中まで差さります。

既存のプレート枠と壁の間にプレート継枠をはさみます。
こんな感じです。

プレート継枠を取り付けるところ

コンセントの取り付け

上下セットの新設コンセントは、
2口コンセント同士をVVFケーブルで接続しました。
(電気工事士の実技試験のような作業)

LANとTV、HDMIケーブルを通すための通線カバーを取り付け。

電源を取り出すコンセントと取り入れるコンセントには
ともにプレート継枠を取り付けてあります。

コンセント周りの作業は完成

(2020-10-01に投稿した記事の移転・再投稿です)

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