職務経歴書ダミー

僕にとって仕事は経歴書育成ゲームですという話

こんにちは、炭山水です。皆様お盆の三連休、いかがお過ごしでしょうか。僕は20年ぶりにミニ四駆触ったり、カレー作ったり、note書いたりと充実した日々を送っています。帰省は冬にまとめてする予定なので夏はしません。

今日は、職務経歴に関するお話をしたいと思います。

前提

僕はシステムエンジニアですのでその辺の領域で生きている人間の話と思って読んでいただければと思います。他業界にどこまで通ずる話かは分かりませんごめんなさい。

筆を執った動機

「スキルのつく案件つかない案件」「案件ガチャ問題」この話題はTwitter界隈(もしかしたら他所でも?)では何度もループしますね。発言力のある方々から、こういった話を聞くと不安に駆られる方も多いかと思います。

「今の案件に居続けて将来大丈夫なんだろうか」「もっとスキルの就く仕事をしなくちゃ」そういった不安に対して少し視点を変えてお話しできたらと思い筆を執りました。

あくまで僕個人がこれまでこういうこと意識してきたよというお話です。参考になれば幸いです。

僕にとって仕事は経歴書育成ゲーム

僕は収入を増やしていきたいですし、加えてくいっぱぐれのないようにしていきたいです。そうしたら経験年数相応の実力を目に見える形で残していかないといけませんし、年数分の積み上げを経歴書という形で表現していくことを強く意識しています。

簡単に言えば、経歴書を育成しています。

ここで勘違いしないでほしいのが、いい経歴書を作るためにいい案件を与えてほしいとかそういうことは一切考えていませんし、最新の技術を経歴書に書きたいとか、そういうことも特にしていません。

どこに居たか、ではなく何をしたか

経歴書の言語とかツール欄も、就職時や案件参画時にかかる技術のキャッチアップにかかる時間を短縮できることから大事ではあるのです。

ですが、前述の通り悪く言えば「案件ガチャ」、普通に言えば案件は個人の希望だけでなく状況や必要とされているもので決まるものなので、そうそう個人の我儘だけで制御できるものではありません。

なので僕はある時期から、案件で自分が何を成し遂げてどういう益を周りにもたらしたのかを意識するようになりました。

僕が一時期どういう案件をたどってきたかは以前noteではなく別blogに書きました。

リンク辿るのもお手間かと思いますので簡単にまとめると、電話番とかオペレータとかそういうのばかりです。どれも大事な仕事ですし僕は好きな仕事でしたが、世間様(というかTwitter界隈?)では、「アプリケーション開発エンジニアの案件ガチャとしてはハズレ」とされている領域ですね。

で、僕はこの経歴を語るとしたらこうします。

電話番でした ⇒ 最初は情シス部門の電話取次として現場に入りました。取次を通じて、自分でもできそうな情シスの仕事を巻き取り、こなすことで、情シスチームに自社部隊を入れるパイプとなりました。

通信機器のバージョンアップ作業を行っていました ⇒ バージョンアップ作業をこなす傍ら、事前検証を行うための機器の調査、検証方法の提案も自主的に行うようにしたことで、作業員から指示側へ回ることができました。また、現場の制約上Office程度しかインストールできない中、唯一利用可能であったプログラム言語であるVBScriptを使い、テキストファイル容量の問題で実質不可能だった数十万単位のログ解析を可能にしました。

手前味噌ですけど課題解決が得意そうに見えるでしょ?僕が育てていきたいのはこういう経歴書です。

今後どうしていこうと思っているか

Webサービス作ったりとか、受託事業立ち上げたりとか、なんとか2年間受託事業維持したりとか、そこそこ大きな企業で若手育てて運用保守チームの中核にしたりとか、うっかり案件リーダーやる羽目になった新人のフォローして案件の安定化をサポートしたりとか、まあ、いろいろその後やりました。あれ?コード書いてねえじゃんと思うけど、幸いにもちょこちょこ仕様作ったりコード書いたりしてたので、人並み程度に書けるくらいには錆び付かずにいられました。

今後はそうですね、「SESとして現場の仕事をこなす傍ら、規模拡大に悩んでいる会社のテコ入れを行い、倍の規模の会社まで成長させました」的ストーリーでも作るかなと考えている次第です。

ある意味仕事は僕も選んでいる

そうやって考えると、僕も仕事は選んでいますね。僕に解決できる課題があるところに身を置くようにしている、のだと思います。

一緒にしないでもらいたいのは、良い案件に携わってよい経験をする、みたいな、何かをもらう志向で案件を選んでいないということですかね。

おわりに

今でこそこんな感じで偉そうに言っていますが、僕も新卒で業界入った時は、「社長が変な人でおもしろい」程度のスチャラカな理由で入社決めて、1年目みごとにぶっつぶれた人間です。リーマンショックで自宅待機とかも経験しました。

その時に強烈に危機感を持ったからこそ、少しずつ考え方をシフトできたのだと思ってます。

また、もちろんいいものが得られる案件に従事できた方はその道をうまく活かしていただければとも思っています。僕のことは「こういう人もいたんだな」くらいにとらえておいてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。Twitterもやってますのでそちらでも絡んでいただけると嬉しいです。


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