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次男は見えない何かに怯えている

ここ数ヶ月ほど、次男(年中)がひとりで家の中を移動できなくなりました。「こわい」のだそう。
トイレに行けない、電気の点いていないところには行けない、家の中には知らない誰かが居るような気がする…etc.
面倒くさいなぁと思いながらも電気を点けたり、トイレに案内したりする日々が続いています。

実は私もそうだった

思い返せばこれって、幼少期に私がやっていたことと全く一緒なんです。

「電気を点ければ大丈夫だよ」
「家の中に知らない人が居たら事件だから、おばけよりもずっと怖いよ…!」

今では私がそんな声を掛ける側になりましたが、両親から何回言われたことか。笑

別に何かが見えていた訳ではない

具体的に何かを見たことは無いし、親戚に見える血筋の人がいるとかそういう訳でもないので、単純に怖かっただけなんでしょうね…
今でも玄関の鍵がちゃんと閉まっているか必要以上に確認していたりするので、心配性なんだと思います。別に周囲の大人を怖がらせたかった訳でも無いし、自分にだけ見える何かを見ていた訳でも無く、ただ誰かにそばに居て欲しかった。それがおうちのトイレだろうが寝室だろうが、ただそれだけ。

いつか納得する日まで

だから次男にも「こわい」と言われたら一緒について行き、待っているしかないのだろうと思っています。
自分のおうちの中なんだから大丈夫じゃん!って私も今なら思えるけれど、その時は無理でした。良い子で頑張っている(つもりの)余所では大丈夫だったりもしたけれど、自分の家では無理でした。

自分の家でくらい甘えたかったのかもしれないし、いつかママが一緒に行かなくても大丈夫って思える日が来る。

そう考えつつも、実は次男にだけ見える何かに怯えていたらどうしよう…と時々怖くなるのは、やっぱりいつまでたっても私が心配性だからなのかもしれません…こわい。





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