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【91冊目】ソーシャルデザインの歩みを感じる

2023-11-4

今日は仕事が休み。何も予定がない休日はいつぶりだろう。一日ゆっくりの日。


いつから持ってるのだろう、積読の1冊を10月で読んだ。

『ソーシャルデザイン白書2016』という本というか白書である。

2016年にgreenz.comが発刊したソーシャルデザインの白書である。

前提としてソーシャルデザインにはこんなものがありますという単語辞典のようなものが載っていた。今では当たり前の言葉として使っていたり、知ってはいるけど廃れてしまっている言葉だったり(そこには初めて聞く言葉もあったり)

2016年、7年も前から今と変わらない言葉が、当時はまだ新しい概念として世を回っていたのかと想像しながら本を読み進めた。

7年前は私は高校2年生であり、ソーシャルデザインのソの字も知らなかった。


2011年の東日本大震災を機に地方創生文脈というか、ソーシャルデザインも含めて流行っていった、必要だと認識されて広がっていったものと聞いている。

本の中で事例紹介をしていた、greenzのライターたちによるソーシャルデザイン実践は現在ソーシャルデザインに取り組まれている方のそれと比べて遜色ないものだった。

私は何をアクションしていくのだろうか。


東日本大震災を機にアクションした人たちがいた。仮に第一世代としてみる。

そのアクションを見て、ソーシャルデザインや地方創生に意義を感じてアクションを始めた人たちがいた。greenzのライターたちがそうかもしれない。第二世代としてみる。

今、私たちは第一世代や第二世代の人たちの話を聞き、アクションするマインドを持って育った。私たち第三世代は何を感じ、何をするのだろうか。


私のもっぱらの興味関心はかなりこの本のキーワードと近い。

作りたい暮らしや未来はソーシャルデザインそのものかもしれない。

ソーシャルデザインの歩みを感じるとともに、その先で私が何をしたいのか、私たちは何を成すのか、そんなことを考えさせられる本書だった。

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