人が集まる楽しみ

noteの仕組みがわかっていないまま投稿しているのですが、
「スキのおしらせ」というメールが届くんですね。
〇〇さんがスキしました!
作品が読者に届いています!

Facebookでは「いいね!」英語では「Like」
noteでは「スキ」なんですね。よりストレートな表現でドキッとします。
自分の書いたものが読まれている。「スキ」と言ってくれる。
自分の存在が人に認められている。
そういう感覚ですね。

古民家のリノベーションを始める前に、移住コーディネーターのさきちゃんが「古民家お片付け隊」を企画してくれました。
広い古民家の中には、今まで住んでいた人が残した家財道具が満載残されています。これを片付けるボランティアを募って、片付けを手伝ってもらおうという企画です。
そんな企画にいったい人が集まるのだろうか???
疑心暗鬼でしたが、さきちゃんのつてとか、私の知り合いやSNSを通して30人近い人たちが集まってくれました。
二階の広いお蚕部屋には茶箱、衣類、食器類、古い道具、さまざまものが山積みされています。ひとつひとつ運んでいると手間取るので、二階の引き戸を空けはなし、モノを下の庭にどんどん落としていきます。それらを使えそうなもの、燃えるゴミ、燃えないゴミに仕分けして、ゴミは軽トラで隣町のゴミ集積場へ運んでもらいます。東京では粗大ごみは引き取りを電話で予約して自宅までとりに来てもらいました。こちらでは自分でごみ焼却施設まで運ぶんですね。ボランティアさんたちが軽トラで来てくれて、全部で5-6台あったでしょうか、それで運びます。
使えそうなものは参加者に自由に持ち帰ってもらいます。中にはお宝があるかも、、、そんなことを期待してみなさん参加してくれたわけでもなさそうです。
お昼は近所の農家民宿のゆっこさんの手づくりの炊き出しです。みんなで楽しくワイワイご飯を食べて、最後に集合写真を撮ってお開き。
この作業を業者に頼んだら100万円は下らないでしょうという話です。
私としてはみなさんに感謝!
それに、人が集まる楽しみを感じます。
妻は違うんですよね。人が集まると気を使い、くたびれると言います。
私は逆に、人が集まると元気をもらえます。
都会ではプライバシーを尊重して、あまり関わらないように、人のスペースに踏み込まないというのが暗黙のルールです。人が多いですから。
田舎では人が少ないから、ひとりの力ではどうすることもできない、お互いに関わり合い、助け合って生活が成り立ちます。
私のようなタイプの人間にとって田舎のルールは嬉しいのですが、
妻のようなタイプの人にとっては負担に感じるかもしれません。


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