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おだやかな幸せについて−その5−

私は京都で出張写真館、「 田村寫眞館 」を営んでいるオーナーの田村泰雅という。

写真館では、「 おだやかな幸せを届ける 」という事業理念をもと、写真撮影に臨んでいる。幸せにはさまざまなカタチがあると思うけど、写真館ではお客さまに「 おだやかな幸せ 」をお届けしている。

1.「幸せ」じゃなく「おだやかな幸せ」について
2.おだやかな幸せを探して

1.「 幸せ 」じゃなく「 おだやかな幸せ 」について

もしこのコトバが、「 幸せを届けている 」と言うと、なんだか嘘っぽくなるように思えてくる。「 幸せ 」ってきっと人それぞれ感じ方が違うので、その人その人の幸せを最大限に引き出した写真というのは、「 えっ、それって本当に幸せなんだろうか… 」と、どこか怪しい響きがあるし、幸せであることを強いられているようでどこか窮屈な感じがする。

「 おだやかな幸せ 」と言うコトバには、人それぞれ幸せの感じ方は違うと思うので、別に無理に幸せを感じなくたっていいし、ただそこに幸せがあるだけなんですという意味が込められている。

そう、「 おだやかな幸せ 」はありのままで感じられる幸せなのだ。

写真館で依頼をくださるお客さまは、お宮参りや、お子さまの1才の誕生日記念、結婚記念など、その時、幸せを感じられている方が多いと思う。

その場でシャッターを押せば、「 幸せ 」な状態はとれるかもしれないが、今までに撮影させていただいた写真は「 おだやかな幸せ 」というコトバがしっくりくるように思う。


2.おだやかな幸せを探して

「 おだやかな幸せ 」について、実際に撮影させていただいた写真を見てみると、あぁ、それが写っているなと思えるが、もっとコトバで説明してみたいと思う。

親しくしている友達に、最近こういう記事をもらった。

その記事には、

「 赤ちゃんの笑いは、別におかしいから笑ってるのではなく、ただ幸せだから笑ってる 」

という知識について書かれていた。

確かに、赤ちゃんはおかしいから笑っているというよりは、そこにある幸せを感じているから笑っていそうだ。コトバは理解していないと思うけど、そばにいる人たちの顔の表情や、声の雰囲気、肌に触れらることで幸せを感じているのではないかと思う。

ただそこに幸せがある状態がおだやかな幸せに近い状態なのかもしれない。

と同時に、赤ちゃんだけに限らず、人は安心できる環境にいることで、おだやかな幸せを感じられるのかもしれない。



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