見出し画像

第2週 / 産業データの流通に関する法整備 /日本でも接触確認アプリが公開 / (2020/06/14-06/20)

今週もよろしくお願いします。
※私のツイートの振り返り(RTも含む)が主となります。

■2020/06/14(日)

カンボジアは、陽性者となった際の費用負担を確実に本人へ負わせる施策をとった模様。今後、移動制限が緩和されていく中、2020/06/18現在、14日以上滞在している外国人を拒否しいる日本を含めた、各国の今後の施策が注目される。

参考:欧米豪 主要9カ国 ⇔ 日本の出入国の規制状況を整理した(6月18日版)
https://www.travelvoice.jp/20200618-146412

アメリカ、アトランタで新たに黒人の射殺事件が発生。BLM(Black Lives Matter)のデモ活動が収まる気配はない。

■2020/06/15(月)

フランスのマクロン首相が、国民へのコロナ対策演説の中で、米中依存から脱する必要性を示唆する発言。COVID-19で国家間の人的交流が止まっている中では、国家間の経済交流も減速していく。長期的な観点ではグローバル化は止まることはないと信じたい一方、現況が継続する中では、他国への依存を抑制した成長戦略も進むのではないかと思う。

好調と言われているワークマンの決算報告。コロナの影響も受けない原因はPBブランドの好調。また、社会インフラを支える顧客が主であるために、時短営業となっても影響が少ない。

営業活動支援ツールの資金調達ニュースが目立つ。今後、営業目的のイベント出展が縮小される中では、営業支援市場は拡大していきそうである。

インドで3年も活動をしている友人の永田さんが登壇するウェビナー。現地の生の声にご興味があるかあは是非。

加速するBLMデモ。米国民はCOVID-19感染のリスクを知りながらも抗議活動を行う。

人種差別問題を調べている中で見つけた記事。カースト制度の影響が残るインドでは、カースト最上位であったバラモンに対しても影響があるようだ。

元弊社社員がCTOを勤める仮想通貨企業が資金調達。おめでとうございます。

■2020/06/16(火)

ロシアに在住している知人らが運営する、ロシア国内のスタートアップが登壇するピッチイベント。私も昨年末にロシアへ2週間ほど滞在して非常に特徴的な国であることを実感しました。こっそり報告資料をスライドシェアへ公開していますので、是非ご覧ください。

参考:20191225_ 国家レベルでITスタートアップに注力する ロシアのリアルに迫る ロシア・シベリアスタートアップ大報告会
https://www.slideshare.net/secret/nRw7qpo6KrB7yP

ファーストフード店の決算比較。デリバリー対応が明暗を分けている。

■2020/06/16(火)

プリファードネットワークスがゲーム事業への参入。詳細は公式ページにて説明がされています。
参考:深層学習の視座
https://preferred.jp/ja/company/white-paper/

■2020/06/17(水)

国際競争力比較。日本が順位を落とし続けている光景に、残念ながら慣れてきてしまった。

プライバシー保護と疫学的予防の施策は相反しているため、各国で対応がその対応が別れている。

参考:各国で導入が進む"接触確認アプリ"

■2020/06/18(木)

COVID-19の広がりでも揺るがない世界的な流れと一つに、地方都市のスマートシティ化がある。Googleとトロント(カナダ)のプロジェクトが頓挫したニュースが記憶に新しいが、中国は次々の大規模なスマートシティが誕生していることからも、この流れは止まることはないだろう。

参考:グーグルがトロントで夢見た「未来都市」の挫折が意味すること
https://wired.jp/2020/05/09/alphabets-sidewalk-labs-scraps-ambitious-toronto-project/
参考:最新事例から読み解く、中国における街づくりの思想~中国人にとって”街”とは何か~
https://wisdom.nec.com/ja/article/2019101101/index.html

Twitterの音声ツイート対応により、音声メディアが普及が進みそうな気配。スポティファイもコンテンツ番組開始。

■2020/06/19(金)

スマホ優位のGAFAでは獲得できないといわれている、産業データの流通に関する法整備。日本では産業データの獲得は優位であると言われているが、データの存在だけでは社会的な価値を生むことは難しい。解決のためには、収集した情報へ価値をつける技術や仕組みを理解することが必要となる。

1位のインドネシアは法規制の複雑さが理由。日本は46位(アジアでは9位)で、日本語手続きの面倒さが要因。日本語は、日本進出への参入障壁となっていることは間違いなさそうだが、それに甘んじて、守れている国内産業もあるのかもしれない。

■2020/06/20(土)

サービス利用者が増えれば、VRは過去にないユニークな広告媒体となる。

Facebookがスウェーデンの地図制作会社を買収。今後はリアルに紐づくビジネスの多くが、デジタル地図情報は高まることが想定されると、情報鮮度を保つ維持管理の効率化は、今後の課題となっていく。Google Mapに対抗するべく地図インフラを獲得する競争はこれからも続くだろう。

フランスへGoogleに対して、GDPRのプライバシー保護違反を理由として、$56Mの制裁金。広告表示を意図的に同意をする機会を与えなかったという理由。COVID-19でプライバシーデータの取扱いの議論は高まっているが、広告に関しては、今までの変わらずに、厳しいGDPRルールの元で同意が求められることは間違いはなさそうだ。

ついに日本でも接触確認アプリが公開。継続した注意喚起を促す効果に期待したい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?