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Official髭男dismはなぜここまで人々を魅了するのか

どうも、こんにちは。タムです。

急ではありますが、、、今から!!!!

『Official髭男dism(通称:髭男)』

の魅力の本質に迫ろうと思います。

①記事を書くに至った経緯

端的に申し上げると、、、髭男は、、、、


僕の悩みや苦しみを吹き飛ばしてくれた

恩人 いや ”恩バンド” です!笑


僕は就職活動において、自分の人生ととことんまで向き合って、、

「自分は果たしてナニモノだろうか?」
「人生ってなんだろう?」
「将来何になりたいんだ?」

という思考を常に巡らせながら毎日を過ごしていました。

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悩めば悩むほど、苦しい日々が続いていました。
一人旅の時もその思考に陥り、苦しんでいました。。

そんな時に、髭男に出会い、

自らの憂鬱が少しずつ晴れて行き、、、

自分の人生と向き合い切ることが出来ました!!!

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そして、就活そのものが、
自分の考えを前向きに話す楽しい時間
に変わって行きました!

↓↓↓↓詳細はこちら↓↓↓↓


「そんなバンドの魅力をぜひみんなに知って欲しい!!!」

「たくさんの人が髭男を通して、人生に前向きになって欲しい!!!」


そんな想いを少しでも満たすことが出来たら嬉しいと思ったので、
今回は執筆させていただきます。


②そもそも髭男とは?

「Official髭男dism」
ピアノポップを中心に幅広い音楽を奏でる4人組バンド。
2018年にメジャーデビューを果たしてから、多くの人の心を掴み、
国民的バンドに急成長する。

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ざっっっくり説明しました。笑
とにかくすごいバンドだと思っていただけたらおっけいです。(語彙力)

では、このバンドの本質に迫って行きたいと思います。。。。


③僕が思う髭男のコンセプト

「髭男はなぜここまで人々を魅了するんだろう?」
と疑問に至ってから、

髭男の魅力を数多く挙げて

その要素の全てに『なぜ?』の深掘りを行い続けました。

その結果、、、、髭男の本質的なコンセプトが


誰に(Who):今を生きるたくさんの人に

何を(What):各々が抱えている憂鬱を

どのように(How):ポップミュージックで吹き飛ばす


に集約されていると推測しました!!

「そんなん分かりきっているわ」

そう、呟く人が数多くいそうなので、話を進めていきます。笑


④コンセプトの背景

なぜ髭男がこのコンセプトを打ち出していると推測するのかを

日本社会の現状・ビジョン・課題
元に説明していきます。


④-ⅰ:現状

今の日本社会は

1:「個」の時代の到来(従来の雇用システムの崩壊)
2:日本人らしい生き方の押しつけ(協調性・嘲笑文化)
3:日本人の特性上、想いを素直に伝えることができない人が多い

こんな特徴があると思います。

④-ⅱ:ビジョン

この現状の中で、今後は

『自分の人生を彩る力が求められます』

自分の人生を彩る力についてより詳しく話すと、、、、、

・周りに流されずに自分のキャリアを形成する力
・主体性
・発信力

こんな力になります。

④-ⅲ:課題

ご覧の通り、、、今の日本社会は、、、

【価値観の板挟み】

になっています。

「自由に生きたいのに生きられない。」
「何かに挑戦しようとしても馬鹿にされる。」
「思ったことを伝えることができない。」

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そんな中で生み出される感情が

『憂鬱』

になります。

④-ⅳ:結論

そんな時代の中で

「数多くの日本人が抱える憂鬱を吹き飛ばしたい。」

「それが数多くのニーズを掴むことにもつながる!」

そんな想いから髭男が

___________________

今を生きるたくさんの人に

各々が抱えている憂鬱を

ポップミュージックで吹き飛ばす

___________________

と言うコンセプトを持っていると推測しました!!!


⑤髭男の具体的戦略

ここからが本題です!!

具体的にどんな風に憂鬱を吹き飛ばすのか?

ここに髭男の魅力が詰まっています!

吹き飛ばす上での

量的戦略:どのくらいの影響範囲・期間で?
質的戦略:吹き飛ばすための創意工夫

の2面から探ります!!!
(書きながら楽しくてテンション上がっています。笑)


⑤-ⅰ:量的戦略

量を定義するにあたって

量=⑴規模感×⑵期間

に分解できるので、それに従って分析します。

⑴規模感

初めのコンセプトの通り、髭男は
出来るだけ多くの人をターゲットに見据えています。

そのため、『曲のバリエーションが非常に豊富』です。

一つのバンドが出したと思えないほど
様々な種類の曲を提供することで、
多くの人のニーズを掴んでいます。

⑵期間

ボーカルの藤原さんが、銀行員から転職してバンドを始めたことから、
この領域(音楽)で生きていく覚悟は凄まじいものがあると思います。

その中で、

長い間バンドを続ける必要がある
↓つまり
長く愛される必要がある
↓つまり
根強いファンの獲得が必須

であることが分かりますね!

そのため、2つの大きな特徴が見られます。

◉『安定した技術の継続』
バンドの演奏技術はさることながら、ボーカルの藤原さんは口から音源
呼ばれるほど、歌声のクオリティが凄まじいです。
ファンに愛され、飽きさせないために常に安定したパフォーマンスを提供し続けています。

◉『ライブのアレンジ』
長い間バンドを続けるためには、技術が安定しているからこそ、より飽きさせない工夫ライブでの成功(影響範囲の拡大)が不可欠になってきます。
そのため、ライブアレンジによるパフォーマンスは見る人を飽きさせず、より人気に拍車をかけていきます。
ライブ映像→URL

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⑤-ⅱ:質的戦略

ここにこそ、髭男の真髄が隠されています。
残りあと少し、しばしお付き合いを!!

コンセプトを改めて定義すると、

「憂鬱を吹き飛ばす」
憂鬱に共感し、さらにその想いをどこか遠くへ飛ばしてあげる様

となります。

つまり、共感するだけではダメ!!!ってことです。

そのための髭男の施策を何点か紹介します。

◉みんなで一緒に楽しむスタンス
これは僕の偏見が入り混じっていますが、、、
「叫べ!踊れ!ついて来い!」など、
バンドはみんなを引っ張るイメージです。
しかし髭男は、「一緒に歌おう」「踊ろう」「楽しもう」など、
人に寄り添い、共に楽しむスタンスが言動から見られます。

また、ライブではバックの人も肩を並べて一緒に演奏したり、
「バックの人も合わせて髭男です。」と発言し、
共にライブを作る仲間を選ぶことはしません。

あとはシンプルに本人達が一番楽しそうです。笑
ライブ映像を見るとよくわかるのですが、誰よりもその場で音楽を楽しんでいます。見ているだけで気分が晴れます。笑

◉歌詞の韻を踏むことで軽快さを出す
髭男は歌詞も非常に魅力的です。
歌詞を出来るだけ韻を踏む事によって、
リズム良く軽快に音楽を楽しめます!

【例】
pretender ver.
君とのラブストーリー(い)
それは予想通り(い)

宿命 ver.
奇跡じゃなくていい(い)
美しくなくていい(い)

◉具体と抽象の行き来が絶妙
僕がいつも髭男に感動する1番のポイントがこれです。
人の想いや人生について、うまく別の言葉で表現することが非常に上手です!

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具体例を2つほど出せば気づくと思います。

【例】
コーヒーとシロップ
この曲は社会人として毎日を苦しみながら生きる若者を応援する曲です。

「社会の苦しみや辛さ」の抽象度を高めていくと
『苦い』に変わり、
別の言葉で具体化していくと
『コーヒー』に変わります。

「社会人1年目をのふがいなさ」の抽象度を高めていくと
『甘え』に変わり、
別の言葉で具体化していくと
『シロップ』に変わります。

この2つを巧みに表現することで、
想いに共感し、前向きにさせてくれます。

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115万キロのフィルム
この曲はこれから結婚する二人を応援する曲です。

「二人が歩むであろう人生」の抽象度を高めていくと
『果てしなく長い物』に変わり、
別の言葉で具体化していくと
『フィルム』に変わります。

曲そのものが新郎視点で描かれることから、
「新婦(君)」の抽象度を高めていくと
『視界の中心』に変わり、
別の言葉で具体化していくと
主演』に変わります。

そして、「新郎」の抽象度を高めていくと
『目の前の相手を支える人』に変わり、
別の言葉で具体化していくと
『助演で監督でカメラマン』に変わります。

この3点をうまく表現することで、髭男の世界観に引き込んでいきます。
そしてこれから人生を歩む二人の後押しになります!

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こんな視点でもう一度髭男のあらゆる曲を聞いてみると
非常に面白い
と思います!!!!!!
髭男を知らない人も知っている人も是非どうぞ!!!!


⑥総括

いかがだったでしょうか?

この文章を読んで、少しでも髭男のことを

知って

聞いて

ハマって

いただけたら僕はもう本望です。笑


この先何があるかわからない人生の中で苦しいこと、楽しいこと、
たっくさんあると思います。(もちろん僕も)

そんな中で、髭男でも聞いて、
みんなで少しでも前を向いて進んでいくことができたら嬉しいです!


ではでは、ここまで読んでいただき
本当にありがとうございました!

もし気に入っていただけたらサポートの方をよろしくお願いいたします。その応援が何よりの原動力になります、、!