見出し画像

いじめについて

1.はじめに

僕は高校三年間、毎日のようにいじめに遭っていました。
「死ね」や「消えろ」と言われるのは当たり前。
無視・器物損壊など、数えたらキリがありません。
暴力も受けました。幸いなことに身体へのダメージはなかったですが、心へのダメージは絶大でした。
抵抗もしました。が、もちろんそんなので辞めるはずはなく、卒業まで続きました。

2.いじめを受けるとどうなるのか?

まず、間違いなく言えることは「自己肯定の低下」です。
周りから毎日のように暴言や暴行を受けると、「自分が弱いから・・・」という気持ちになります。
「自分はメンタル強いから大丈夫!」と思ってる方もいるかと思いますが、はっきり言って大間違いです。
いじめが長期化すると、必ず自分の心も壊されていきます。

3.いじめ後遺症

皆さんは「いじめ後遺症」を知っていますか?
いじめの被害者に起こりうる精神疾患の総称で、PTSD・人間不信・対人恐怖など症状は多岐にわたります。
僕は2021年にPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されました。
高校を卒業してからも、フラッシュバックや対人恐怖に悩み、常に「またいじめられる」と思いながら生活を送っていました。
また、同時に人間不信にも陥り、それまで仲の良かった友達をも信じることが出来なくなりました。
最終的には、自殺未遂にまで追い込まれました。

4.加害者に対して思うこと

高校を卒業してから約6年が経過しますが、未だに加害者からの謝罪を受けていません。
その上、何事も無かったようにのうのうと生活しています。
はっきりいって許せません。
言葉を選ばずに言うと、「殺したい」です。
加害者にとってはもう終わったことかもしれませんが、被害者にとっては今後一生背負って行かなければならない障害になります。
その障害を負わせていることに、加害者達は気付いて欲しいものです。
まぁ、そんなことに気づく頭が無いから、いじめなんて愚かな行為をするんだと思います。

5.さいごに

たまに「いじめられた経験があったから、今頑張れる」といった声を聞くことがあります。
これは僕の持論ですが、いじめられた経験はなんの価値にもなりません。
絶対にいじめを甘く見ては行けません。
はっきり言って人殺しと一緒です。
要するに、いじめの加害者は「犯罪者」です。
最悪の場合、人が死にます。
絶対にいじめは辞めてください。

いじめを経験した僕から、心からのお願いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?