現実を知り自分を創る

【現実を知る】

夫いっぱしさんは義叔母けーわいさんと今後の事について以前から話をしていた
義叔母けーわいさんはずっと独身で後継者(両親、兄)が亡くなっているため、甥であるいっぱしさんが何かあれば手助けをしている状況である
私達夫婦は義叔母けーわいさんの土地建物を引き継がないと以前から義叔母けーわいさんには伝えている
今住んでいる土地や家、田畑を今後どうするのか、介護が必要になったらどうするのかを問うていたが「私(けーわい)はまだ元気なのだからそんな話は持ってくるな」というありさま
義叔母けーわいさんは80歳代なのである
私達夫婦もいつどうなるかわからないと思っているのに、80歳代ではまだ死なないとたかをくくっている
義叔母けーわいさんに返事をもらおうと夫いっぱしさんが手紙を書く(正確には私どいたまが考えた文章)

けーわいさんへ

昨年俺達夫婦とがりがりもんばんさんとけーわいさんの4人で話し合いをした時に「がりがりもんばんさんと共に過ごす」との力強い言葉をもらい、現在もがりがりもんばんさんを気づかってもらって、本当に助かっています
ありがとうございます
早速ですが、最近の情報によると農業法の関係で今年度から田んぼ固定資産税が上がるのではないかとの事です
土地建物の件について、去年も少し話しましたが、けーわいさんの判断力が確かなうちに売ることなどを決めておいてもらえると助かります
また去年からの進捗状況と合わせて、けーわいさんの考えなどを教えてください
返事は紙にかいて玄関先の箱に入れておいてください
よろしくお願いします

          いっぱしより

🧐私どいたまの感想を言わせていただく

義叔母けーわいさんは、土地建物を夫いっぱしさんが引き継いでくれるもの、それが当たり前だと思っているのだろう
だからいくら「土地建物はいらない」と言っても聞く耳を持たない
義叔母けーわいさんは我が家のすぐ近くに住んでいる
昔のことを思い返してみると、用事もないのに忙しい時間に訪ねてきたり、調理してない生の魚を持ってきて、私どいたまが手間がかかるからいらないと断ると「せっかく持ってきてやったのに!」と腹を立てて帰ったり、義母がりがりもんばんさんの愚痴を私どいたまに聞かせたりしていた
それなのに、私達夫婦と義母がりがりもんばんさんと義叔母けーわいさんの4人で話した時は、「私(けーわい)は、がりがりもんばんさんに感謝している、だからこれからは2人で助け合ってやっていく、共に過ごす」と言っていた
本当に?本当にそう思ってる?
言ってる事とやってる事が一致してないんだけど、大丈夫?
私どいたまは、あの時の話し合いを早く切り上げるために綺麗事を言ってみせたのではないかと思っている
本心を語らないといつか無理がくる
義叔母けーわいさんにも早く現実を知ってほしいと思うが、ずっと世間体や他責思考で生きてきた人にはそれは難しいのだろう

#家族
#放棄
#言行一致

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