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歯列矯正記録#013〜歯を6本抜くかもしれなかった過去〜

過去を振り返るのは、今日で最後にしよう。(かっちょE-!)

わたしがまだ幼かったころの話をします。
ちょうど、子供の牙から大人の牙に生えかわったころ、母は気づいた。(ドラキュラなの?)

この子、受け口じゃね?

おばあちゃんが受け口なんで、完全に遺伝なんですよ。

毎月1回、虫歯もないのに歯医者に通っていたのは、矯正歯科だったんですね。

小学校4年生くらいかな。
チンキャップっていうのつけてたんですよ。家では。

こんなやつ。なつかしーー。
養成ギブスみたいでしょ。これで物理的に下のあごをひっこめようというかなり古典的矯正器具、今もバリバリ使われているみたいですね。めっちゃ高いんやって。

あごの部分ね、金属なんですよ。私ね、軽めの金属アレルギーなんですよ。昔から。
あごにブツブツできてね。ハンカチはさんだりしたんですけどかゆくてね。

もう無理ってなって、やめたいと母に泣きついたらしい。
ただ、母は、「あなたは、賢いから、つけなさい。」
といって、私を説得し続けたらしいです。賢いからっていう理由で素直につけてた私。
なんて、健気なんでしょう。

結局、治らへんかったんですよ。これでは・・・。

夜中に無意識にいやすぎて外したりとかしてね。
で、その歯医者さん曰く、ほなもう抜歯矯正しましょう。奥さん。ってなってね。
抜歯ってどの歯抜くの?って聞いたら、「下の前歯全部、6本」って言われたらしい。
わたし今、抜歯してますけど、そこ残して、他の前歯全部ってことですよね。
写真で見るとここ。あ。今の私の写真ですんで立派に抜けてます。

え?歯!6本?

6本抜いて、全部、差し歯にします。って言われたそうです。
今なら笑っちゃいますけど、矯正で動かすっていうかとりあえず、抜いてはえかわることを願う。もしくは歯を差す。
当時、母は、失神しそうなぐらい悩んだみたいですよ。
なんで、健康な歯6本も!!
なんか、今思えばですけど、母の聞き間違いなんじゃないかな?とも思いますけどね。
でも、そんな大事なこと聞き間違うことも無さそうですよね。

結局、受け口もチャームポイントよね。
大丈夫!そんな目立たない!!
かわいい!かわいい!
ってごまかされて、シレーっと今まで来ましたけど。

そんな過去がありますが、母にはとっても感謝しております。
6本の前歯を残してくれて、大した虫歯もなく産んでくれてありがとうございます。でございます。
上の画像はローストビーフです。お手製です。歯がなくたって、しっかり食べられます。

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