今日のマンガ　　その2 「弱虫ペダル」

昨年、日本営業大学で「マンガから学ぶ仕事論」を開講しました。

その講座の受講生のプレゼンでこのマンガを知りました。

彼は、もとプロ野球選手で大谷翔平選手と同期でした。

怪我のために引退を余儀なくされました。そんな彼が自転車競技のマンガを

熱っぽく紹介してくれたのが、印象的でした。

しかし、アニメを見てみると彼の熱の入れ方がよくわかりました。

自転車は、一人で乗りますが個人のタイトル、チームの勝利のために

チームワークが必要となります。時には、自分を犠牲にしてエースのために

道をあけたり、先頭を走ったりします。

主人公は、中学校までアニメオタクの競技スポーツとは無縁の少年。

千葉から東京のアキバまで電車賃を節約するために自転車で往復していました。

大好きなアニメのために自転車に乗っていたことが、この後のストーリーの

大きな伏線になります。

彼は、まさに『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』を

（物事を理解し知っている者は、それを好んでいる者に及ばない。

　物事を好んでやっている者は、心から楽しんでやっている者には及ばない）

体現しています。思いがけない経緯で、自転車競技を始めた彼も

いよいよキャプテンになりました。癖のあるチームメイトと

他校との絡みがこれからも楽しみです。