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英語で!CPRの講習をうけてきました。

デイケアで必要ということでCPR講習を受けてきました。日本語で言う「心臓マッサージと人工呼吸法」ですね。

2年ごとに更新が必要なこの講習、コロナ前までは、2年に一度、ファーストエイドとCPRの講習を受け、終了証明書を更新続けていました。あくまでも趣味?として。

そうはいっても、受講始めたのにはきっかけがあります。

今は大学生の長女が生後一か月ぐらいの時、「今日はよく寝るね。起きてこないね」。

「それにしても長くない?」と母が言うので、心配になって見に行き、声をかけたのですが反応がない。手をふれて、たたいたりしても無反応。

「救急車呼ぶから!」 

そのときの経験から「CPRは知っておいたほうがいい」と受講を決め、以来、ずっと続けていたのです。

さて今回は4年ぶり? の講習。おまけにこれまではずっと日本語でFirst AidとCPR講習を受けていたのですが、今回ははじめての英語での講習。

土曜日の3時間だから、そんなに生徒はいないだろうとたかをくくっていたら、なんと定員12名、マックスいました。

印象的だったのは、孫の世話をするために必要だから、というシニアの夫婦2組、妊娠したから受けにきたという若いカップル一組、そして奥さんが妊娠したからといって一人で受けにきていた若い男性。

なんだかアメリカらしいな。そんな理由でCPRの講習受けにくるなんて日本ではいるのかな? そもそもCPR講習がそんなに身近ではない気もします

メモメモ

さてクラスは最初15分ぐらい動画をみて、メモをとってもオッケー。その後の先生によるCPRと喉を詰まらせたときの要点整理の講義後、ペアになって全員が大人と乳児のCPR実技。そして最後になんと筆記テスト!

テストがあるなんてきいてませんからね。しかも英語だし。テスト問題の字が小さいし(老眼鏡忘れた!)。

なんとか合格しましたが、間違えるたびに受けなおして、合計3回(笑)。おかげでみっちり知識はたたきこまれたと願いたいです。疲れ果てた時間半でした。

でも結果的に英語でいろいろ勉強できてよかった。日本語で知識があるとはいえ、やはり実際の現場では英語でやりとりしますものね。

救急車を呼ぶ状況下は本当に興奮して、いいたいことも、英語の単語も頭からとんじゃいますからね(子供関連で過去2回救急車呼んでます)。

乳児が喉にものを詰まらせた時の練習もしました。

笑ったのが6か月の孫の面倒をみるためにきていたシニアのカップル。実技は必要ないから乳児用しかしなくていい、という。するとインストラクターが

「いいけれど、大人用のCPR受けないと、パートナーどちらかが倒れたとき困るわよ」。

すると笑顔で

「いいのいいの、そのときはLet it goよ(そのまま放っておいて)」。みんなで大爆笑したのはいうまでもありません。

そうそうオピオイド(処方のいる鎮痛剤)の過剰摂取(オーバードース)によるCPRもあったのは今どきだなあとびっくりしました。


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