ウツ状態が強くても、つい生き方について考えて、現状をどうにかしようとしてしまう癖【人生は伏線の回収だ】

この投稿はYouTubeの台本を投稿したものです。

ウツ状態が強くてつらい。そういうとき、悶々と抽象的な答えの出ないことを考えつづけてしまう。なにがそんなにつらいのだろうか、など。

本当は考えることをやめて、ただぼけっとする時間が必要な気がするんだけど、やっぱり考えてしまう。

そのとき考えた挙句、自分ではあんまり認めたくはないけどたぶん、働けない自分、働く気がまったく起きない自分に対して苦しんんでいるんだと思う。

イヤイヤでも働くことができれば、お金の心配もしなくて済むのになぁって。でもそれができない苦しみ。

オレはたぶん「一生働けない」としか思えないし、そして、一生お金を稼げない人間だとしか思えないっていうのが、正直なところ。

いざとなれば生活保護があると言っておきながら、お金や漠然とした将来の不安はつきまとう。

体調もずっといまいちだしなぁ。

そんなことを考えていたら、Facebookで坂爪圭吾がざっくりとこんなことを言っていた。

「不幸に見える出来事も、ある種の伏線として、回収されることを待っている」と。

なるほどと思う。言うなればすべての出来事は伏線で、それらは回収されることを待っていると考えると、どんな出来事にもつづきがあり、若干現実逃避ができるというか、少しだけ今が楽しくなり、未来にワクワクできる。

このウツ状態も、働く気が起きないことも、そのことについてここでしゃべっていることも、すべてが伏線だとするなら、これはどんな風に回収されるのだろうか。

人生は死ぬまでの暇つぶしだ。を言い換えるのなら
「人生は死ぬまで伏線の回収の連続だ」

そこに終わりも、ゴールも、失敗もない。なにをやろうが、どんな結果になろうが、どんな気分になろうが、すべてはなにかしらの伏線なのだ。そしてそれはなにかしらの形で回収される。

伏線回収の発見の楽しみが人生に加わると、すべてがプロセスになり、伏線を回収した途端にそれは新たな伏線になる。伏線はゴールでありスタートだ。

そうなると、ゴール、答えは死ぬ瞬間まで持ち越される。

死んだら無になるから、死んだ本人には最後の伏線は回収できず、答えは出ない。

最後の伏線は生きている人に受け継がれる、のだろうか?

伏線は永遠に不滅である。

現実として、現状のオレの伏線(現状)はどんなふうに回収されていくのだろうか?

未来はオレの想像を超えてくる。しかしそれはオレの行動の一つひとつからつくられている。数珠つながりの一つひとつの選択と行動が今のオレをつくり、これからのオレをつくる。

数珠の一つひとつが伏線であり回収された結果であり、次につながる伏線でもある。

この文章が伏線に⁉︎


この文章を書きかけのまま数日ほったらかしにしてる間に、想像もしていなかった展開が始まった。この「人生は伏線の回収の連続だ」についての話が伏線になっている。

これほど、働けないと言っていたし、本当にそう思っていたし、実際にずっと雇われで働いていなかったけど、今度、週に1〜2日くらいのアルバイトをすることになった。

それは民間の学童保育だ。

たまたまオレと妻の共通の知り合いの人がそこで働いていて、スタッフを募集しているけど誰かいたら紹介してほしいって連絡が来て、妻が興味があるから見学に行くとなって、オレもついていくことになったことがきっかけだ。

ついて行くことに、めんどくさいと思いつつサレンダーすることにした。

そこの学童は子供たちの自主性を大切にしていて、その日なにをするかとかすべて子どもたちとスタッフが対等な立場で話し合いをして決める。実際に大人の会議よりちゃんとした話し合いをしていて、その会議にすごく興味が湧いた。

ここでなら働きたいと思った。そこで気づいた。

オレは働けないんじゃなくて、働きたいところが見つからなかっただけなんだということに。

散々と、働けない、働きたくないとここで書いていたことが、伏線となって、まったく逆の働くことになるという伏線回収が起こってしまった。

まったく想像しなかったことが起こった。

伏線の回収はそれだけではなくて、NVC(非暴力コミュニケーション)やアドラー心理学をベースとしたコーチングやメンタルモデルを学び実践してきたことなども、ここにつながってくる。

子どもたち相手にオレが学んできたことがどれくらい通じるのか楽しみでもある。
子どもたちの反応は早くてストレートだ。誤魔化しは効かない。

そして、この結果がまた伏線となって、次はどんなことが起こるのだろうか?人生は未知数だ。伏線はとんでもない未来をオレに連れてきてくれる。もうすでに次へとつながる伏線回収への流れは始まっている。

これからが、楽しみだ。

人生は、複数の伏線がひとつに集まりつながってきたり、ひとつの伏線が複数の結果に影響を与えていたりする。

とてつもなく複雑だ。カオス理論で言うところに「バタフライエフェクト」ってやつだ。「南米のジャングルで蝶が羽ばたけば、その空気の流れの影響でニューヨークに嵐が来る。」ってやつだ。

世界は複雑でシンプルだ。100%の予測はできないが、常に瞬間瞬間に答え、結果は出ている。

今この瞬間は何かの伏線が回収されたものだ。

そんな視点で世界を眺めてみたら、まったく違うものを発見できるかもしれない。

あなたがオレのYouTubeを見たことが伏線となり、あなたの未来にどんなことが現れるのか楽しみだ♪

ではでは、たもさんでした。

追伸
ウツ気分は相変わらず足元に絨毯のようにあるw

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