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菩薩カタレプシーv2
催眠術の花形といえば「握った手が開かない」などに代表される禁止暗示ですよね。
カタレプシーは催眠導入の初手によく使われる筋肉の硬直を引き起こす現象ですが、自分の身体の動きが不動にされるインパクトはとても大きく、その後の催眠誘導に大きな影響を与えます。
しかし失敗が明確なってしまうため、禁止暗示は慎重になる必要があります、少しでも成功率が高い手法だったり、色々なバリエーションを持っておいた方が良
催眠はダブルバインドか?
こんにちは、石井多聞(@tamonhypno)です。
突然ですが、催眠についての思いつきがありましたので、ここに書いてみたいと思います。
「催眠とは、人工的に作り出した矛盾した”課題”に対して、矛盾した解決を行うための”手段”である」
いきなりこんな事を言われても、何が何だかわかりませんよね。
これは僕が勝手に思っている仮説であり、根拠も何もありません。
こんな考えもあるかな~程度に読み流
多聞式 新カタレプシー法
こんにちは、石井多聞(@tamonhypno)と申します。
催眠術において、最初に起こす現象というのはとても重要で、その後の被暗示性や催眠の印象に大きく影響します。
皆が抱く催眠術の印象は、良くも悪くも「カタレプシーによる禁止暗示」であり、より早い段階でそれを体験させたいのです。
僕のノートである「多聞式 催眠誘導ルーティン」でも、カタレプシーによる禁止暗示を入れる事を目標としています。
今
カタレプシーから入るのはマナー違反か?
こんにちは、石井多聞です。
Twitter上で少しだけお話した「催眠でカタレプシーから入る問題」です。
カタレプシー(catalepsy)は「強硬症」ともいわれます、筋肉が緊張し自身で制御できなくなる症状です。
もちろん、催眠で引き起こされるカタレプシーは、強硬症とはメカニズムが全く異なる別物です。
よくテレビなどで「握った手が開かなくなる」という催眠がありますね、まさにそれです。
ショーで
非喫煙者スペースはどうしたら作れたのか?
こちらのノートは「僕の考え方を変えた4つの寓話」の続編となります。
先のノートでの「非喫煙者スペース」という話で、「どうすれば、非喫煙者スペースの提案を通す事が出来たのでしょうか?」という問題の答えを書きたいと思います。
その前に、皆さんから寄せられた回答をご紹介します。
喫煙者と非喫煙者のスペースを分けることによって、まるで対立しているかのような構造を連想させるから。
おおっぴらに「休憩
僕の考え方を変えた4つの寓話
こんにちは、石井多聞(@tamonhypno)と申します。
突然ですが、僕は寓話的な話が大好きです。
そこで「僕の考え方を変えた4つの寓話」を話していきたいと思います。
人間万事塞翁が馬むかし、中国北方の塞と胡の国境付近に老人(塞翁)が住んでいた。
ある日、老人の馬が胡の地方に逃げてしまった。
周りの人々が気の毒に思い慰めると、老人は「そうでもない」と言った。
やがて、逃げた馬は胡の立派な
催眠って本当にあるの?
こんにちは、石井多聞(@tamonhypno)と申します。
催眠術師とマジシャンをしております。
催眠術師をしていると、よく聞かれる質問があります。
「催眠って本当にあるの?」
そこで僕はいつもこう答えています、
「催眠はないかもしれないです、けど催眠の現象はあります」
こう答えると、みなさん結構驚かれます。
催眠術師なのに「催眠はないかもしれない」とは、どういう事なのでしょうか?
こ
多聞式 催眠導入ルーティン
こんにちは、石井多聞(@tamonhypno)と申します。
催眠術とマジックをやらせてもらっています。
催眠を全く体験したことが無い方への催眠導入は難しいものです。そこで、自分なりに試行錯誤して磨いてきた催眠導入ルーティンを公開したいと思います。
このルーティンは僕が実際に使っているものです。
それなりに愛着のあるルーティンですが、より優れた新しいルーティンを開発したいと思っているので、良