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Cubeの中の世界🐇の発表会がありました。(後編)

もう1週間すぎてしまいました。イベントは過ぎてしまうと過去のこと。これだけ毎日新しいイベントがあるので、人の頭はどんどん更新されていきますが、ふと振り返った時にこんな感じだったね〜と振り返れる様に今回書いています。

さてさて、後編は受賞ワールドについてです。

今回は、みんなの賞と別で運営メンバーが気になった賞と、クリエイターだけの投票の賞を用意しました。

最初が、私からの賞(たもん賞)はR.RさんのVictor's Houseに送らせていただきました。R.Rさんは今回2つの作品をエントリーしてくれていました。この「Victor's House」と「おもちゃ箱のゆめ 2023」です。受賞コメントの時に聞いて「あっ!」と思ったのが、実はこの2作品、「Victor's House」がワールドクラフトで「おもちゃ箱の夢」がUnityと二刀流でエントリーされていたんですね。実は私、気がついていませんでした。あと、実は昨年のイベントからCubeのことを知っていて、今回エントリーしてくれていたそうです。R.Rさんの作品はどちらもストーリーがあって、それを感じながらワールドを体験していくと深みが出ていくところがいいなって思いました。

もう一つの運営賞がt-furuさんのふるふる賞。FujiponXPさんの「CubeQuest」が受賞しています。アピールイベントの時にその壮大なQuestについての動画発表がありましたが、さらに要素が加わって楽しみが増えたとのことでした。ここは、箱庭の世界でQuestをしてしまうと言う発想がとても面白くて、このアイデアはなかったなーって感じ。そうえば昔のゲームでひたすらダンジョンを巡るものとかあったと思うけど、実はこれと同じ作りだったのかもとちょっと思いました。

3つ目の運営賞も実はあるとかないとかでこちらは番外編で準備中みたい(執筆時点)

続いて、の特別賞がクリエイターズ賞です。こちらは2つ受賞しました。1つ目が、せつやさんの「カエルのBAR - Cubeの中の世界 -」です。ここの特徴は何といってもアイテム全てがBlenderで自作されたものというところ。以前から毎日Blenderで一つ何か作っているのがX(旧Twitter)で紹介されていました。また、カエルくんがなぜこのバーを始めたのかと言う紙芝居付きなのが心を奪うポイントでしたね。

2つ目が*あんこ*さんの「ENCORE ³ = " " (*あんこ*参上!!!)」です。あんこさんもCubeにあこがれてのエントリーということで嬉しかってです。ワールドクラフトらしさを活かしながら、彼女でないと出せない世界観(しかも終末)なのが特徴です。るーしっどさんもいっていましたが、一見バラバラに置かれている様でまとまっているというのがワールドクリエイターとしての個性なんだと思います。

ここからは、みんなの賞の発表になります。

三つ星Cubeは熊猫土竜さんの「Hotel Laguna in Bali」です。パンモグさんといったら世界の場所モチーフにした素晴らしいワールドをたくさん生み出していますが、その一つに加わりました。こちらはインドネシアのバリがテーマになっています。そして、Cubeとしては3回連続での受賞でCubeという狭い制約でどこまで体験を広げられるかということをものすごく考えて作られているのを感じました。

四つ星Cubeはかずらさんの「みえないもの」が受賞しました。エントリーされた時点では、じつはワールドクラフトのベースの平面のみだったので見えなかったのですが、できたら、ものすごく綺麗な世界でびっくりしました。アイテム一つ一つは自作で、どうやったら思い通りの表現ができるかを細かく考えながら作られたそうです。ここは、Cubeという動ける世界と、その先の見えるけどいくことのできない世界の対比がうまいと思いいました。そして、その外の世界は見えるけれど本当は見えない世界なのかもしれないという、ちょっと考えさせる世界でした。

そして、五つ星Cubeはみっつさんの「🔳ぴぽぱうた / PIPOPA-UTA🔳」が昨年に引き続き2回目の受賞となりました。今回は初めてパーティクルライブにチャレンジしたとのこと。そして、その楽曲もみっつさんが自身でDTMで作られたものとのことでした。今回のイベントではCubeを知ってもらおうとこのワールドのお披露目イベントも開催していました。ここは、単なるパーティクルではなく、その中にプレイヤーも一緒になれるところが斬新なのと、そのストーリーがワールドに入った瞬間から始まる連続性が素晴らしいなと思いました。

今回エントリーされたCubeはどれもが素晴らしいものでした。
ふたばさんの「天体観測ー刹那」とあんこさんの作品はどちらも終末世界をテーマにしていたそうです。視界が奪われるさじまさんの「Reverdecimiento en el cubo」、emmaさんの切なくも希望のある「それでも僕らは」、のんびり楽しめるひろさんの「Particle Live in Space」、独特な世界観が展開される、むさしさんの「レリック」、ご自身の思い出の世界を再現したアバンテさんの「神剣の聖域 〜 Divine Blade's Sanctum 〜」、そう来るかーと思わず頷く、Inabaさんの「inaba's Grid World」、シンプルな中に奥深さがある、Tokoさんの「ドットノイズワールド」、そして毎回入る楽しみがあるあきのさんの「風薫る路地」。すべてのワールドが輝いていました。
ご参加ありがとうございます。

ちなみに、当日の模様はこちらから

そして、これで今年のCubeの中の世界の本編は終了となります。
(番外編は詳細決まったらまたご報告します)


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