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メタバースは途上なの?

先日の、AppleのApple Visionの発表からちょっと経ちましたね。報道メディアでは、そのあたりのことを冷静にまとめたものが、徐々に特集で掲載され始めていました。こういう全く新しいものが出てきたときは、一番最初に「わーすごい」ってなって、そこから「これはどういうことなんだろう」と冷静に見られていきますね👀

そんな記事をいくつか読んでいて、よく目にしたのが、「メタ社は失敗した」とか「メタバースが普及しないのは、人々がそこでしか得られない価値を認識していないからだ」というネガティブな表現でした🫥

Apple Visionの発表時には「メタバース」という言葉は一言も出ていないという話も記事で見かけました。確かに、Appleサイトを見てみると「空間コンピューター」というもので、そこには現実や仮想という概念がないものと理解すればいいでしょうね💻

まずメタバースというのは、「仮想空間」でリアルのついにあると言う定義と、インターネットの拡張技術という定義がありました。
これって「リアルとは別の論理的な空間へインターネットを繋いで入ることができて、そこでの体験をPCやVR機器を使って人間の五感の一部で疑似体験する」って言えばいいのかもしれませんね。このときに、ひとりひとりの表現するインターフェースとしてアバターが存在する(だから別人格も表現できる)というのが今の状態だとおもいます🫨

ただ、メタバース自体が進化していくと、インターネット自体も変わるだろうし、そこへの接続機器の変わっていくから、まぁ、発展途上とは言えるのでしょうね。

さて、VR機器って言葉を出したけど、AppleVisionは上の話だと空間コンピューターというもっと広いものを定義するものみたい💡

ここで「なんとかR」って言葉を整理するとね、一番最初に出てきたのが「AR」なのかな?もう10年ぐらい前になるけど「セカイカメラ」というアプリがありました。これ、スマホのカメラで特定の場所にタグ付けしておくと、他の人がセカイカメラのアプリからその場所を見たときに、そのタグが見られるというものでした。ちょっとPokemonGoにもちょっと似てるかも。(こちらのほうが、ヴァーチャル度は高まってる気がするけど)
「MR」は、現実世界に仮想世界のものを表示させて色々しちゃうって技術で、こちらも7〜8年前にマイクロソフトが「HoloLens(ホロレンズ)」というHMDを発売していました。(実は私はこれ当時体験してたのを最近思い出しました)こちらでは、レンズ越しに見える現実世界に各種操作パネルや画像が乗っかかっている感じです。どっちかといえばビジネス向きなのかもしれませんね。例えば工場の作業者が被って作業することで的確な指示を遅れるとかそういう感じでの利用が想定されていました。
そして、「VR」は上記の対象となる世界自体が仮想なもの。セカイ自体を作らないといけないので、昔から考えるととってもハードルが高かったでのですが、今は皆さん御存知の通りで、UnityやBlenderはあるし、Clusterならワールドクラフトを使うことで気軽にその世界を作ることができるようになりました。

これらの言葉とは別で「XR」という言葉もあります。こちらはなにかといえば、上の3つを含んだ世界を含んだものといえばいいと思います。
 XR∋AR・MR・VR  みたいな感じですかね〜⚖️

で、AppleVisionはこのXRな位置にいるんじゃないかなって感じました。空間コンピューターという言葉がリアルmヴァーチャルとらわれない人間が体験できる場所すべてにコンピューターを持ち込むということで、これまでと異なる概念を持ってきたんだと思う。ただ、そこも冷静になって考えると過去のことを言い換えているだけかもしれませんけどねー

さてさて、Clusterはもうすぐカンファレンス!こちらでも「わ~すごい」にまずはなるんだろうなー

なんだかんだ言って、これからこの分野がどうなっていくかが楽しみなんですけどねー😀

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