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cluster増資で世界進出

ちょっと前のことだけど、Clusterでは増資のニュースでもちきりでしたね〜〜

https://twitter.com/c_c_kato/status/1658648732194467841

今後は、社会貢献できる分野や、世界進出もしていくとか。

ということで、恒例?!の社長のツイートに好き勝手に憶測でたもんが語たっちゃうシリーズ(なんだそれ?!😆)
今回は知っているようで知らない資金調達💴のお話

今回の調達はシリーズDということだそうです‼️
シリーズと言うと調達フェーズとしてはかなり最後の方なイメージ。私がこの世界に来た時点で、もうすでにそれなりに知名度のある状況だったのですが、このタイミングに合わせて品川区のサイトのインタビューを読んでみると創業は2015年で2017年にローンチということで、思った以上に前からやっていたんですね。

さて、このシリーズと言うのはVCの世界では1回ごとの資金調達のラウンド(回)を指します。シード、シリーズA、シリーズBとアルファベットが進んでいく感じですね。なので、シリーズDは5回目の増資タイミングとなります。ただ、このそれぞれの回にはVCの世界で言われている条件があるのです。(あくまで感覚的な条件ですけどね)🤔

ここからは記事を読みつつの憶測ですが、「2015年に創業してから資金調達して2016年4月に個人投資家とVCから5,000万円を調達」ってあります。

2017年にローンチしているので、この最初の5,000万がシード段階。シードとは種と言う意味なので、これから生まれるサービスに対して資金提供してもらうといことで、一番リスクが大きい段階です。通常VCは数百万ぐらいの出資が一般的なのですが、ここに「個人投資家」と言う言葉もあるので、仮想空間での事業に対しての将来性を買った投資家に巡り会えたと言うことだと思います。シード段階は小さくローンチして次の段階(シリーズ)に進めるかを判断するフェーズでもあります💡

サービスが動き始めて利用者が増えた段階で、次の開発のために資金を集めるのがシリーズA、数千万程度と言われています。Clusterの場合はシード段階で5,000万を集めていますが、やはりそれだけ難しいサービスに挑戦していたとも言えますし、注目を浴びていたとも言えると思います。私はちょっとスタートアップに関わったことがあって、その時も、なんとかシードは言ったけど、このシリーズAの段階に載せていくのがものすごく大変でした〜
サービスは走り始めているのでどんどん資金は減っていく。でもなかなかこのラウンドの出資が集まらない。「あ〜もうダメかもー」ってなりそうでも、それを表に出さずに投資家に説明していきます。そう、出資ってどれだけ投資家に共感を得るかだと思うんですよね🤝

無事にシリーズAを獲得できたら、サービスを継続しつつ利用してもらうために引き続き投資が必要です。うまくいけば収益も取れるけどまだまだ実態としては赤字状態なので、すぐにシリーズBのための資金調達に走る必要があります💨

スタートアップの社長って自分の夢を実現するために日々好きなことに没頭しているイメージがありますが、その大半は常に資金調達に奔走するというのが事実なんだと思います。信頼できるパートナー、メンバーに開発を任せつつ・・・

その次が安定期の調達のシリーズBで数億、成長の乗った状態のシリーズCで十億となります。

Clusterでは2017年5月に2億とあるので、実はこの時点でシリーズAだったのかも(調べればわかるのかもだけど・・(^_^;))
そして、シリーズCまででに14億とあるのでまぁまぁ、セオリーに乗っ取った感じですね。そして、シリーズDでは54億😲

一般的にはシリーズCぐらいで事業が進むと、ここからはエグジット(出口)のフェーズとして売却(M &A)とか上場になると言われています🥹。

このように俯瞰してみるとスタートアップのセオリー通りに成長してきているなーって感じました。
資金調達っていうと、通常の場合は銀行から資金を借りて進めるんですよね。ただ、銀行って、とっても安全に進めることを重要視するので、Clusterのように、全く未知の分野への進出に対してはお金を貸しづらいんです。
一方で、未知な分野ってものすごく大きな資金が必要となります。なので、VCや個人投資家のような未来に向けて投資したいって人たちからの出資を募るわけです。

ちなみに、銀行からお金を借りる場合は返さなければいけません😑
出資を受ける場合は、お金を出してもらうので返す必要はありませんが、成功した時には収益分をお礼として分ける必要があります😓。そもそも、株の発行になるので(シードやシリーズAは将来株にするよというケースもああります)株価が上がれば小さな投資で大きなリターンを得られるわけです。また、VCによっては経営に口出しもしてくるので、どこから調達するかも重要になってきます。タダでお金をもらえるわけではないってことですね。でも、一度の多量のお金が入ってくるので、思い切ったことにチャレンジできるのも事実。

ClusterのシリーズDでは出資者が明記されていますが結構大手企業が出していますね。これは、Clusterの成長に対する投資もありますが、Clusterのサービスを使って自社の成長にも絡めていきたいという思いもあると思います。

このように、ラウンドが上がることで、スタートアップとしてはできることが増えていくわけです。ここまで来ると、銀行も安心してお金を出せるようになるわけです☺️

こう書くと、簡単なようには見えますが、数あるスタートアップの中で成功する企業は一握りですねぇ〜

というわけで、ちょっとだけ資金調達のお話しを、第三者目線で勝手にお話しするとね〜(ちょうど昨年そんなことに関わってたので、その時の経験を織り交ぜでのほぼ予測です)

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