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Bdoy Sharingのこと(ヴァーチャル体験の共有)

年度末で、フィジカルが結構忙しくなると、反比例でヴァーチャル世界へのイン率が下がっているたもんです💦

そう、ヴァーチャル世界の住人を動かしているのはフィジカル世界の住人なので、フィジカル世界の住人はどうしても必要なのです。(フィジカルなしのヴァーチャル住人がいたとしたら現時点では、人間的ではなくなっちゃうと思う)
なので、フィジカル>ヴァーチャルと言う構図は当面変わりそうにありませんね。(ちょっと前に書いたけど映画Matrixの世界でもフィジカルは重要な要素として存在してた)

で、ふと思い出したのが2年ぐらい前に読んだ本です。BodySharingと言う技術を研究している方々が日本にいるんですね😌

ヴァーチャル世界ってどういう発展形があるんだろうって探り始めた時期に出会った本で、アバター経験を通して自分のスキルをインストールできることを目指した研究の現時点とこれからについて書かれている本です📚

で、ここでいうアバター経験というのがちょっと変わっています。
自分のヴァーチャル体験のフィジカルへの反映するというのはしっくりきますよね。例えば飛行機の操縦をヴァーチャル世界でできるようになったら、フィジカルでもその動きをインストール(覚える)ことでできるようになるという感じ⚡

でも、他人がその時に利用していたアバターを介して、他人の経験を自分にインストールできるとしたらいかがでしょうか?

他人がヴァーチャル世界で飛行機の操縦を体験したとしたら、その体験した記録が残っているアバターへあとで自分が入ることで、その時の経験を瞬時に自分のフィジカルに覚えこませることができるという、夢のような話です。

こういうことを実際に研究しているんですね。

人が生きている時間には限りがあって、その限りある時間の中で人は取捨選択して行動しているわけです。でも、この技術を使うことで、その時間の壁も取っ払うことができる。

この技術を利用したいと思っている分野は、製造業の熟練工の技術を継承するとか、語学を学ぶとかそういう実務的なところが盛んな気がしていします。特に、日本は高齢化や人手不足でみんな忙しすぎる状態。そういった中でリカレント教育とか言われてもねぇ・・・と言うのが実情だと思います。

また、体が不自由な人に対して、健常者の体験をインストールしてあげられると、元気になったりすることはあるのかも。実際に高齢者や体の不自由な人に旅行体験をヴァーチャル上で下もらったりとITの力で身体的に不利な部分を埋めていこうという流れはありますからね。

こういう話が出てきたときに絶対に気にしないといけないのが倫理的な問題。他人のアバターの経験と言うことは、そのアバター利用者のプライベートな部分も含まれるのでね🔑

とはいえ、経験をインストールできるという発想は面白いなって思いました。例えばClusterだったらVRでワールドクラフトしている人がいて、その人のアバターを自分にインストールすることでワールドクラフトの猛者にすぐに慣れてしまうってわけ。

ま~どこまでの経験が習得できるっていうのはあるけどね。こういう感覚的な部分って単に情報だけではなく、その人個人が生まれ流れに持っている感性もあってできるので、その部分はインストールしちゃダメな気もするし、インストールが技術的にできない気もしますね~

本の出版が2年前なので、今の今でこの研究がどのようになっているかな。

こう書いてきて気がつくのは、やっぱりフィジカルが主体ってことですね~私たちもヴァーチャル世界で愉しんでいるけど、そのベースになっているのはフィジカルなので、フィジカルのほうが調子悪いとヴァーチャルの方の行動もおかしくなるし、フィジカルが病気になったらヴァーチャル世界には生きにくくなっちゃう。だから、やっぱりフィジカルは大切にしないとね💓

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