見出し画像

究極最高のノートアプリへの長い道のり

遅すぎるiPadデビューを果たしたのが、去年2021年のことでした。iPadと言えば、Apple Pencilを使ってお絵描き・・・とはならないのが絵心ゼロの私であります。iPadの使い道はいくつかありますが、そのうちのひとつがノート・テイキング。私は本職に加えて、学校のボランディア、トーストマスターズ(パブリックスピーキングの練習会)、などなどの所属団体でのミーティング、さらにはクラスやセミナーに参加するのも好きなので、ノートをとる機会が多くあります。紙切れにその場限りのノートをとり、その後内容はおろか、ノートの存在すら忘れてしまう毎日に終止符を打つ、というのもiPad購入の大きな目的のひとつでした。ただ困ったのが、、、ノートアプリが多すぎてどれにすればいいのやら!

そこで私がノートアプリに求めるものを考えてみました。

  • Apple Pencilが使用できる

  • 画像や動画が貼り付けられる

  • アップルイコシステムに対応している(Macbook、iPhone、iPadどこからでもアクセスできる)

以上。そして気づいたことは、、、そんなのどのアプリでもできるっつーの!

スマホが世に出てきて10年以上経ちます。基本的な機能はどのノートアプリも既に兼ね備えているんですよね〜。結局それぞれのアプリが差別化を図るのは、プラスアルファな機能性や個人の好みにうったえかける魅力やストーリーです。そこで次に私のノートアプリの使い方を考えてみました。

ミーティングでノートをとる

これは比較的シンプルです。結局は文字がタイプできればいいわけですから、標準でついてくるノートアプリで十分すぎるくらい。ただ、会議中に表示されたスライドを載せたりもしたいので、文字をタイプする以外に画像を貼り付けられると便利ですね。あとタイプした後でささっとダイアグラムなんかをApple Pencilで書けると、助かります。ラップトップで議事録を作ってる最中に、そういうちょっとした手書き機能を切望する瞬間がたまーにあるものです。

あと英語の会議では録音機能が一緒についててほしい、というのが移民あるあるなリクエスト。英語をバックグラウンドで聞くと、ノートを書いている間に聞き逃すことが多々あるのです。

日記を書く

ストレスに立ち向かうためにも、1日の終わりにその日を振り返る作業が大切だとどこかで読み、そのためのジャーナリングをしています。その日達成したこと、感謝したこと、心に残ったこと、そしてその日を色づける数枚の写真も入れます。子供たちの様子は写真と同じくらい動画にも残しているので、短い動画も添えられるといいなぁ。

あと毎日のジャーナリングはめんどくさくなることがあるので、やる気につながるように、見た目がかっこいい日記が簡単に仕上げられると気分が上がります。

マインドマップという名の落書きをする

マインドマップなんて言ってカッコつけてますが、要はアイデアが浮かぶまで書き続ける落書き帳です。こちらの記事で、目標設定に使った落書きを恥ずかしげもなく公開しました。

実はnoteで書く記事も、隙間時間の落書きの積み重ねです。パソコンにゆっくりと向かう時間がなかなか取れないワンオペワーキングママ代表ですから、通勤のバスに乗ってるときとか、ご飯を作ってる最中に、思考を言語化じゃなくて落書き化して、ある程度メモっぽくなったらnoteのエディタを開く仕組み。つまりこんな感じ。

書きたいことがふと思い浮かぶ → 落書き化 → 熟成 → メモ化 → また熟成 → noteに下書き → 発表

熟成しすぎ疑惑。

Personal knowledge management (パーソナルナレッジマネジメント)構築

最近noteでも何度か呟いていますが、読書や勉強によって得た知識をどう実生活につなげて活用していくのかという分野にとても興味があります。人間の記憶って儚いもので、あんなに受験勉強で記憶した英単語も、涙を流して感動した映画も、ハイライトを何本もひいた本も、ぜーんぶ忘れてしまうものです。

おもしろそうな本をKindleでダウンロードして、読み始めたらなぜかもうハイライトが引いてあって、「え?バグ?」と人のせいにして不思議がってると、自分が2年前に読んでハイライトも何本も引いていた、なんて経験ありませんか?私は何度もありますよ(笑)。ハイライトの意味ないし。

パーソナルナレッジマネジメントの分野の第一人者である大山さんが、書籍で詳しく解説してくださっています。

知識を実生活で活かすためのシステム作りに、ノートが欠かせないアイテムのひとつであることには間違いありません。そして上にあげたノートアプリを使うどの目的よりも、それぞれのノートアプリの「プラスアルファ」な機能が重要になってくるのがこのパーソナルナレッジマネジメント構築です。

結論:複数のノートアプリが必要かも?

最後のパーソナルナレッジマネジメントを構築する上でノート選びはとーっても大切なステップです。一度構築し始めたら、それを別のアプリに移行する手間と難しさは想像もつきません。落書きや日記帳に比べると、パーソナルナレッジマネジメントのために考え抜かれたカテゴリ分け、リンクや階層などをごっそりとやり直すエネルギーも計り知れないし、何よりもせっかくオーガナイズした知識がまた忘れ去られてしまう危険性を考えたら、本末転倒です。

まずは一番大切なパーソナルナレッジマネジメントを構築するためのノートアプリを決めて、それに他の目的(ミーティングのノート、落書き、日記)にも使えそうなら統一する、目的別にノートアプリを分ける、とするのが一番効率がいいのかな、と思いました。ミニマリスト的には若干モヤりつつも。

究極最高のノートアプリへの長い道のりは始まったばかりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?