時短DTM
時短DTMについて。仕事の休憩時間や電車に乗ってる時間が暇なので書きました。
DTMを始めたばかりの人にはあまり参考にならないかもしれません。もしかしたら今後始めたばかり人向けに記事を書くかもしれないですし、書かないかもしれません。
では、本題へと移るにょ。
==============================
僕は思います。
パパッと曲を完成させて余った時間でアニメを観たい。オカズ探しの旅に出たい。
その為に色々工夫をしてます。
あくまで趣味なので、楽しむ事が前提ですが。
僕が意識している事は、次の通りです。
①DTMを出来ない空いてる時間に、展開や雰囲気を可能な限り考えておく。
②プロジェクトのテンプレートを作っておく。
③プラグインやリージョン、ミキサーチャンネルを後で見て分かるように名前を付ける。
④サビ(ドロップ)だけをまずそれなりの状態にする。
⑤再生させながら作る。
⑥展開に困ったら直ぐに違う箇所に手を入れる。
⑦プリセット選びで困ったら1から音を作る。
⑧手を抜き過ぎない。
⑨細かい所に注意を配る。
⑩完全に詰んだら直ぐにDAWを閉じて気分転換。
…ざっとこんな感じですね。
まず①。DTMを出来ない空いてる時間に、展開や雰囲気を可能な限り考えておく。仕事中暇な時間、電車に乗ってる時、シャワーを浴びている時、寝てる間などに考えています。(あ、ホントは仕事してる間仕事の事だけを考えないとダメですよ。真似するかどうかは貴方次第…) ちなみに電車に乗ってる間は常に音楽を聴いてます。電車のブレーキ音が苦手というのもある。電車自体が嫌いというわけではない。
考えている内容としては、「夏っぽいの作りたいな〜あの曲っぽい感じにしよっかな〜」とか「この曲のこの部分真似したいな〜」とかです。
メモ帳があったら簡易的に楽譜でメモしたり、スマホのDAWで打ち込んだりする時もあります。
次に②。プロジェクトのテンプレートを作る。まっさらな状態のプロジェクトから作るのも悪くないですが、毎回毎回1から作ってると時間が掛かってしまうので、ある程度あらかじめテンプレートを作ってあります。…といっても、最低限必要なミキサーチャンネルの設定(エフェクターなど)くらいです。バスである程度繋いでおいたりとか、センド用のエフェクター挿しておくくらいですかね。※シンセにおいては90年代風のリースベースだけ作ってありますが。。(ちょっとこれについては説明が面倒くさいのでここでは割愛させて頂きます)
こうしておけば、最低限のミキサーの設定を省けます。
続いて③。名前をつけましょチャンネルに。プラグインに。リージョンに。
デフォルトの名前じゃ後になって分からなくなります。音を聴いたりして思い出している最中に無駄な時間が経ちます。
めんどくさい気持ちはよ〜く分かるんですが、未来の自分の為に、名前を付けておいた方が良いと思います。もっと言えば、他の人に見てもらうことになった時に、何も分からない状態だと困っちゃいますし。まあガチガチな名前にする必要は無いと思いますが。(例:「レゾナンスブーストして、エンベロープでフィルターを上げたやつ」→「reso up」)
④。サビというか、1番メインのところを最初に作って、それなりの状態にする。
そしてその部分を参考にしながら他の部分を作っていく。その後2つ目のサビ(盛り上がる部分)を作っていく時に最初に作ったサビのコピペすればだいぶ楽。コピペとはいえ完全に同じ状態にはしないけども。
次。⑤。再生しながら作る。
もちろんずっと再生している訳では無いですが、ドラムの打ち込みとかは再生しながらやっている事が多いです。結果的にミックスされた状態でどういう音になるかが大事ですし、それを確認しながら時間も短縮できるという一石二鳥なやり方だと思っています。
⑥。展開に困ったら直ぐ違う部分に手を入れる。これをする事で効率的に作業を進められます。
例えば、サビで詰まったらAメロとかBメロに手をつけるとかしますね。まあサビはそれなりに作ってある事が前提ですが…サビがそれなりにも作れなかったら即ボツですね。
お次は⑦。プリセット選びで困ったら1から音を作る。一発で良い感じになれそれで良いんですが、、なかなかそうは行かないんですよね。
そうなってしまった時は1から作った方が早いような気がします。まあFM系はちょっと難しいですが…
エフェクターで理想の音に近付けるのもありですが、僕は出来るだけ音作りの時点で近づけたいので、そうしています。
続いて⑧。手を抜き過ぎない。手を抜き過ぎると、後々詰みます。纏まりが無かったり、下地がしっかりしていないと何だかよく分からない感じになり、結果的に改善する作業で時間がかかりまくります。最悪の場合はボツ…
⑨。細かい所に注意を配る。パーカッションがびみょ〜にズレてたりとか、よく聴くとミキシングが変になってたりします。あとピッチがズレてたり。でもこれなかなか難しいんですよね〜。僕はよく完成後に気付きます。頑張らなきゃ…
最後に⑩。完全に詰んだら直ぐにDAWを閉じて気分転換。
これも完成までの時間を短くする内の一つです。思い切ってPCの電源を落として散歩でもしましょう。そうすることで答えが出てくる事がよくあります。
まあボツにして新しく1から作る時もありますね。こうした方が全然早く完成する気がする。
あと、行き詰まった時に必要になるアイテムは、「引き出しの数(突破口の数)」だと思っています。
これは日々いろんな音楽を聴いて「あぁこんな展開の仕方があるのか〜〜」とか「こういう音の組み合わせがあるのか〜」と感じ取る事で引き出しが増えていきます。ジャンルが偏るのはあまり良くないです。いろーーーーーーーんなジャンルを聴いた方が絶対良いはず。
創作に吸収は大事ですよ絶対。
もっと言えば、音楽を作る為に必要なアイテムは音楽だけではないはず。音楽以外の作品、いろんな景色を見ることや実体験、食事等で成り立っていると僕は思っています。
特にアクション映画はオススメですよ。効果音を使うタイミングとか、音のバランスの重要さを知る事が出来ます。
最近だとHELLO WORLDっていう映画が衝撃的でしたね。途中で凄い音が小さくなるんですけど、めちゃくちゃ雰囲気出してて感動しました。
以上です。
まあもちろん時間をかけることも良いとは思うんですけどね。どうしても僕の性格上無駄な時間を作りたくなくて自然とやるようになってしまったんですよね。
サンプラーそのまま使いまくるとか、アルペジエータに頼るとかも結構時短に繋がるかもしれません。でも僕は性に合わないのでやらないですね。出来るだけオリジナリティを出したいんですよね。商業で活動している方はどうしてもそうせざるを得ない状況はあるかも知れませんが。
今回はこの辺で終わりにしようかな。
てかnote、改行の幅広過ぎだろ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?