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ミカン畑の間をくねくね登る|浜石岳(静岡)


更新日:令和3年5月31日|登山口から山頂まで1時間位|体力★★☆☆☆・展望★★★★★・静けさ★★☆☆☆・技術★☆☆☆☆・危険度★☆☆☆☆・初心者向け|静岡県の浜石岳に山友の田中さんの定年退職記念の登山で2002年5月22日に登った山行です。低山なので初心者でも気軽にハイキングが一年中楽しめ山頂は大きな広場で展望が望め、コアジサイやつゆ草の群落が楽しめる山旅となっております。

 浜石岳{ハマイシダケ}(707m)         

◆都道府県:静岡県(由比)
◆登山日:2002年5月22日
◆同行者=石井さん・田中さん・園枝さん・鈴木さん    

私の山行記録に良く出てくる山仲間、田中さんの定年退職記念登山を
この山でやることに、石井さんから連絡が入った。

東京駅で待ち合わせして、東海道線の由比駅に降り立つ。

タクシーの相乗りで、ミカン畑の中をくねくねと登り、
浜石岳登山口のある青少年野外センター迄入ってくれた。

青少年野外センター先の登山口


略、山頂直下の感のある高度だったので石井さんに聞くと、
あと高度差150mほど登れば山頂だという。


アジサイの咲く路肩に浜石岳ハイキングコースの道標に導かれ、
陽の差し込むスギ木立の中を進み、やがて照葉樹の樹林を登って行くと、
一面に野芝の広がる山頂に出た。


広い山頂を先に進むと眼下に由比の街並みと駿河湾が広がっていた。

浜石岳山頂~由比の街と駿河湾を望む

中心に清水山河童クラブが建てた山名標石と端に
二等三角点標石が芝の中に隠れるように埋まっていた。

二等三角点

眺望は春霞で薄いカーテンが降ろされ、
残念ながら富士山を始め南アルプスの山並みも霞んで見えていた。

南アルプス方面

立派な石材で造られた山座同定盤で、もやが掛って無ければ360度の
眺望がスッキリと眺められるところだが、折角なので山座同定に見いった。


広い芝地で相模湾からの潮風に吹かれながら、
腰を降ろして田中さんの退職を祝ってビールで乾杯、
しばし山談議にふけってから腰を上げた。

ひろい山頂で寛ぐ面々

あとは下るだけなので、由比駅まで歩くことにした。

山頂から登って来た反対側を下り、木漏れ日の射し込む山肌に、
淡い紫のコアジサイやコバルトブルーのツユクサが今を盛りと咲いていた。

コアジサイ

ツユクサの群落

車道を二回ほどショートカットして、西山寺コースを分け、
眺望の利く舗装道をミカンやキュウイの樹木畑の中を、
伊豆半島の山々を眺めながら下った。

みんか

モンシロチョウやクロアゲハの舞いに導かれ、
国道1号の旧道に戻ってきた。


丁度、腹も空いたので、この旧道を少し由比川方向に向い、
今が名産のサクラエビ時期とのぼりはたが目につく。

サクラエビの看板の食堂に入った。
生のサクラエビとかきあげ天ぷらをさかなに生ビールで打ち上げをした。

駅へ歩く途中に宿場の面影を残す民家があり、立て札には「せがい造りと下り懸魚(げぎょ)」とあり、〝せがい造り″軒先を長く出した屋根を支えるために平軒桁ひらのきげたへ腕木うできを付け足したもの。
〝下り懸魚″平軒桁の両端が風雨で腐食を防ぐため、雲版型の板に花鳥を施した装飾品)と記してあった。

旧東海道の街並みを散策して、
由比駅から車中の人となり記念山行は終った。

出桁の民家

★管理人から令和のこそこそ噂話★
5月31日は「世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)」です!
世界保健機関(WHO)が1989年に制定。国際デーの一つ。
~今日は何の日から引用~
5月も最終日となりました。父であるOMITSUさんは
何度も禁煙を試みているようですが、
どうにも止められないようです。
80才も過ぎているので、もう今更無理はしない方が、
精神的にはよいのではないかと思っています。
ただ吸入器を使用しながらで、肺炎も心配なので、
出来れば禁煙外来でも行ってほしいと思います。
私はタバコを一度も吸ったことがありません(笑)
愛煙家が減っているのも時代を感じますよね?


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