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「エソテリック・ヒーリング年間講座」第9回レポート(前編)

今日は「エソテリック・ヒーリング年間講座」第9回のレポート前編です。

「エソテリック・ヒーリング年間講座」は全12回、「入門編」・「初級編」・「中級編」と分かれていまして、今回の第9回から「中級編」となります。
難易度はどの回もさほど変わらない気もしますが、、そういえば「上級編」は存在していないのですね。

まあ基本を理解しない限り「上級編」を受けても意味ないでしょうけど。
秘教は難しい言語の習得に似ている気がします。文法を学ぶのと同じように基本的な枠組みの理解が必要だし、単語の意味も理解しないといけないし、基礎がないと積み上げが不可能です。逆に、秘教の枠組みと言葉の基本理解が進めば、読むたびに理解が深まって行く感じはします。あとはA・ベイリー/DK大師のひねくれた(失礼)文体に慣れる必要はありますね。

そして、第9回のテーマは「チャクラpart.2 ~ 脊柱上のチャクラ各論」です。
第3回にやった「チャクラpart.1 ~ チャクラの3つの様相」で学んだチャクラの基本情報を踏まえて、各チャクラの働きを掘り下げます。


チャクラ古今東西おさらい

第3回のレポートでチャクラの基本情報として、伝承されているチャクラ情報をいくつかご紹介しましたが、ざっくりと下記にまとめます。

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それぞれ少しずつ違いますが、どれかが間違っているということではありません。それぞれチャクラが存在している界層やチャクラを活用する目的が違うので違って見えるという訳です。

左のふたつ、バーバラ・ブレナンとリードビーターのチャクラは、太陽~地球からのプラーナ(第3様相)をどう体に取り込むか、という活力エネルギーに関する情報となっています。この二つのチャクラシステムは補完し合うかたちで存在し、協力し合っています。どちらかダメになった場合の保険的意味合いもあります。

インドとアリス・ベイリーのチャクラ情報に関して、インドの情報では、チャクラの花弁に関する情報(第2様相)が中心で、クンダリーニに関して色々語られているようであっても、それはカモフラージュであって、第1様相のエネルギーである真のクンダリーニは強力すぎ&危険すぎるため、書籍などでは絶対に公表されることはなかったとされています。しかし、人類の進化が相当進んできたために、その情報が必要な人も増えてきたため、アリス・ベイリーの特に『秘教治療』の中で、色々なところに散らばしてぼやかしながらも、それに関するヒントが与えられるようになった、ということのようです。

しかし、今でも本当にそれを覚醒させるための情報は、師と弟子の1対1の関係でしか伝えられませんし、それを伝えるという師=グルの大半も偽物だったりするようです。人生のすべてをそのためにかけるような修行を長い年月続けて、初めて開示される情報ですので、「クンダリーニ覚醒セッション。これであなたも能力者に!」みたいなやつに騙されないように気をつけなければいけませんね。


脊柱基底センター(第1チャクラ)

チャクラは全部で7つあります。それぞれのチャクラの特徴や役割を見ていきましょう。
ちなみに、秘教ではチャクラのことを「センター」と呼びます。

まずは一番下の第1チャクラ、尾てい骨の位置にある「脊柱基底センター」です。
脊柱のまさに基底に位置するチャクラで、他のすべてのチャクラを支えています。

このチャクラは進化周期の最後の準備が整うまで、霊的な意味では絶対的停止状態となっていますが、「クンダリーニの火」の上昇の際に大事な役割を担います。
クンダリーニは取り扱い注意情報で、『秘教治療』の中でも、「私の本を研究してこのテーマに関する明瞭な相互関係を示す論文を発表することに対して警告を発する」とまで書かれていますが、クンダリーニについてはこちらで軽く説明してますのでご覧くださいませ。

一般の人の脊柱基底センターは「存在しようという意志」に関係しています。物理世界に生きるための力強い意志です。
このチャクラが弱い人は、例えば生死の境に立たされた時、「ああ、もういいや死んでしまっても。」と生存を諦めてしまう傾向にあるそうです。真逆が『ダイハード』の主人公とかでしょうか。ちなみに『ダイハード』と日本語の字面でしか見ていなかったのですが、いつだか『Die Hard(死ぬのが難しい=なかなか死なないしぶとい奴)』だと分かったとき、そのまんまの題名やんけ、と思いました。

話逸れましたね。脊柱基底センターは幼児期に形成されるようなので、親からの安定した愛情がこのチャクラの発達には大事とのこと。とすると、ランボーやジャック・バウワーは幼児期に溺愛されていたのでしょうか。
そういえば、『24(トゥエンティーフォー)』の日本版がもうすぐスタートですね。唐沢さんがハマリ役の予感なのでなにげに楽しみです。

今日は話逸れがちですみません。次のチャクラに行きましょう。


仙骨センター(第2チャクラ)

このチャクラは腰部の下部に位置し、性生活を統御している非常に強力なチャクラです。
『秘教治療』に「このセンターに関して興味深い一つのことは、人類の三分の二がイニシエーションを受けるまでは強力なセンターであり続けるということである」と書いてあります。
どういうことかと言うと、人類が進歩して魂と繋がり、第3イニシエーションを受けると、転生する必要がなくなるので、もう肉体を必要としなくなります。
今は転生してくる魂のために多くの肉体を用意しなくてはいけないので、生殖活動を活発にしておく必要がありますが、人類が進歩するにつれて、このセンターは統御され、その活動は知的に推進されるようになるのだそうです。

バーバラ・ブレナンのチャクラの特徴である、体の前面と背面で対になっているチャクラの働きの理解として仙骨センターの説明を見ると分かりやすかったので書いておきます。

〇陰部のチャクラ(チャクラ2A)←前面のチャクラのこと
人間が持っている異性への愛の質と関係がある。それが開いているときには、性的肉体的快感を与えたり、受けたりするのを促進する。
〇仙骨部のチャクラ(チャクラ2B)←背面のチャクラのこと
人間の性的エネルギーの量と関係がある。このチャクラが開くことで、人は自分の性的なパワーを感じる。もし、この特定のチャクラをブロックすると、その人が持っている性的な力や潜在力はすべて弱まり、淡泊になるだろう。
〇チャクラ2Aと2Bの関係
仙骨部は陰部のチャクラと対で働く。チャクラの中心や脊椎における前と後ろのチャクラが一つになる二カ所で、生命力はその二番目にパワフルな肉体的衝動と目的、つまり性的結合のための欲望を表す。このパワフルな力は二人の間にある自ら課した障害を突破し、互いをより近くに引き寄せる。
〇チャクラ2Aと2Bにおけるブロック
陰部のチャクラが詰まっていると、相手に対してオープンになれず相手から性的な養分も受けられない。

解りやすいですよね。どうやら、前面のチャクラが質、背面のチャクラが量に関わっているようです。

最近は草食系どころか「絶食系男子」が増えてきているらしいですよね。恋愛や性に全く興味を持たないのだそうです。絶食系男子は、仙骨センターの働きが弱いのでしょうか。それとももう魂と繋がってしまっているとか!?いずれにせよニュータイプですね。


太陽叢センター(第3チャクラ)

肩甲骨よりもかなり下の脊柱上に位置し、ことのほか活発なチャクラです。

太陽叢はアトランティス時代に発達し、完全に機能するようになりました。
バーバラ・ブレナンのチャクラ情報によると、このチャクラは感情面の調整器として働き、チャクラが開いていれば満たされた感情生活を送っており、閉じていれば自分の感情をブロックしていることになります。

太陽叢センターは横隔膜より下にあるすべてのエネルギーのための大きな変換所ともなっています。
すべての低位のエネルギーを集め、最終的には、集めたエネルギーを、それらを受容する高位のセンターに送るために、方向づけ、分配する焦点になります。

進化途中の人間の思考生活が、太陽叢センターに向けるフォースとエネルギーの性質に応じて、彼が光の道を前進するか、静的に自己中心的なままでいるか、魂の光の消去につながる低位の道を辿る(闇の道を選択する)かが決まるそうです。


今日はチャクラのおさらいと、横隔膜より下の3つのチャクラについて説明しました。
来週は横隔膜から上の4つのチャクラについて説明しようと思います。

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