見出し画像

「エソテリック・ヒーリング年間講座」第9回レポート(後編)

今日は「エソテリック・ヒーリング年間講座」第9回「チャクラpart.2」のレポート後編です。

先週はチャクラの基本情報おさらいと、横隔膜より下の3つのチャクラについて説明しました。
今日は横隔膜から上の4つのチャクラについて説明します。(秘教で語られているチャクラ情報を中心に書きます。その他チャクラ情報との違いは前編をご参照ください。)


ハート・センター(第4チャクラ)

肩甲骨の間に位置し、愛のエネルギーを感知するセンターです。急速な発達を遂げつつある人類と、ハイラーキーとの関係確立に向けて重要な役割を担っているセンターでもあります。

このチャクラに対応している内分泌腺は「胸腺」です。現在のところ、胸腺については未発達な人が多く、その性質についてもあまり多くは知られていませんが、現代心理学ではこの腺が過剰に活発な時に、無責任で不道徳な人間になることが認められているそうです。ハート・センターが未発達なのに胸腺が発達してしまうと、このように社会的にヤバイ人になってしまうようです。

逆に、ハート・センターが発達し胸腺が正しく活発になったとき、善意が見られるようになり、グループや人類の観点から物事を考えるようになっていきます。

ひとつ前の太陽叢センターも感情に関連するチャクラでしたが、太陽叢センターが身近な人への愛情に関連するのに対して、ハート・センターは人類愛、無条件の愛です。ハート・センターが開くとハイラーキーからのエネルギーが受けられるようになり、人間からの見返りは必要なくなるので、人に対して無条件の奉仕ができるようになるということのようです。


喉センター(第5チャクラ)

喉センターは首の後ろに見られ、上は延髄にまで広がり、頸動脈腺を含み、下は肩甲骨まで達しています。
マインド・知性に関係しており、多くの人類の場合で非常に強力でよく発達しているチャクラです。一般的にハート・センターよりも喉センターの方が先に開くことが多いそうです。

バーバラ・ブレナンのチャクラ情報が面白かったので載せておきます。
喉の背面の方のチャクラで「職業的なチャクラ」という名前がついています。

現実への適合性を示す。社会でのその人の自己に対する感覚や職業や、彼の同僚たちとの関係に関連している。もし生活が快適でなければ、この不快は自尊心の欠落を埋め合わせるためにプライドによってうまくカバーされる。首の後ろのチャクラは人が自分の仕事に成功し、適応し、自分の人生での使命として仕事に満足していれば、通常開いている。
もしその人がやりがいのある充実した仕事を選択しベストを尽くしていれば、このチャクラは満開だ。そうでないときは、その人はベストを尽くすことをためらい、プライドから成功しないことを隠して、犠牲者の役を演じるだろう。

喉チャクラに対応した内分泌腺は甲状腺です。甲状腺は一般的に知られているように、体の代謝を調節する大切な役割を担っています。日本人は甲状腺の病気が多いそうなのですが、やりがいのある仕事ができていなかったり、会社での人間関係がうまく行っていない人が多いというのことなのでしょうかね。


アジュナ・センター(第6チャクラ)

眉間にあるセンターで、両目の真上の頭部の部位にあります。よく「第3の目」と言われたりしますが、秘教ではこのアジュナ・センターが本格的な活動を始めたとき、対応する内分泌腺である脳下垂体が活性化して、それにヘッド・センターの反映である松果体が刺激されて両者の間に磁場が生じ、そこに生じるのが第3の目だと言われています。これが、霊的な世界を見ることを可能にします。

『秘教治療』には「霊的人間の光り輝く美と栄光のためのスクリーンとしての役割を果たす」と書いてあります。なんだかすごみがありますね。

このセンターはハートセンターと喉センターが両方開いていないと活動し始めません。
活発な相互作用がアジュナセンターと喉センターの間にひとたび確立されたならば、生活は創造的になり、イニシエートの場合には聖なるアイディアの表現が顕現するようになるとのこと。真の直観が開かれ、人類に啓示を与えられるような天才がこのチャクラの開花によって誕生するということです。


ヘッドセンター(第7チャクラ)

いよいよ最後のチャクラ、ヘッドセンターです。これは頭部のまさしく頂点に位置していて、「千枚の花弁を持つ蓮華」とか「ブラフマランドラ」とか言われることが多いそうです。

このチャクラは第3イニシエート後に活動を始めるそうなので、人類のほとんどの人のヘッドセンターは活動していないわけですが、実は人間は生まれたての時はヘッドセンターが活発に活動しているそうです。

下記はバーバラ・ブレナンが説明している赤ちゃんのオーラの図ですが、第1チャクラと第7チャクラの2つだけが開いていますね。赤ちゃんは他のチャクラが未発達なので、頭頂のチャクラから魂の情報をキャッチして生きる必要があるそうです。赤ちゃんは魂とつながっているからあんなにピュアで美しいのでしょうね。大人が見えていないものが見えているような感じがするのも魂と繋がっているからなのかな。

画像1


変性と変質

第1チャクラ~第7チャクラひとつひとつの機能や特徴を見てきましたが、それぞれのチャクラは様々に関係しあっています。

全ての関係性を書いていると長くなってしまいますので、第2チャクラの仙骨センターと第5チャクラの喉センターの関係性を見て行きましょう。

仙骨センターは性的な活動、喉センターは知的な活動に関係していましたね。下方のチャクラから上方のチャクラへエネルギーを変換する、上昇する流れのことを「変性」と言います。この場合は、過剰な性欲を精神的な創造性に変換するということです。

とはいえ、意志の力によって欲求の衝動を抑制したり抑圧することは正しい統御ではない、と『秘教治療』には書かれています。

エネルギーは抑圧しても消えるわけではなく、思考の方向性に従うので、堰き止められたエネルギーが腫瘍や癌の元になってしまうこともあります。

一部の宗教や時代において、性は「邪悪で不道徳なことであり、口にすべきではなく、それは苦しみの強力な源である」と教えていたりしましたが、このような激しい抑圧は正しい方法ではなく、正常な反応が正常に統御されれば創造的な活動へと変性されるとのことです。(変性の方法については『魂の光』年間講座第5回レポートでも少し触れたので見てみてください)

「変性」を達成した後、「変質」と言われる下降する流れが生じてきます。喉センターを介して創造的な生活を活性化する段階です。

喉センターの場合、
 a ヘッドセンターと喉センターが、
 b この二つと仙骨センターが、
 c この三つすべてが、
意識的かつ同時に、意識的な関係へともたらされるとのこと。
この関係が適切に確立されたとき、性という個人的な問題は解決されるそうです。

太陽叢センターとハート・センター、脊柱基底センターとヘッド・センターの各センター間にも、仙骨センターと喉センターと同じような、変性と変質の関係が存在します。


奥が深くてまだまだ語りつくせないチャクラなのですが、私の理解がもっと深まったらまた書いてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?