「エソテリック・ヒーリング年間講座」第3回レポート(前編)
エソテリック・ヒーリング年間講座、第3回目のテーマは、「チャクラ part.1 ~チャクラの3つの様相」です。
part.1てことはpart.2もあるってことね。奥深きチャクラ。
チャクラ古今東西
奥深き世界だけあって、今まで様々な人がチャクラを研究し文献にまとめています。それぞれちょっとずつ違ったりするのですが、またその違いも興味深いです。講座でその違いを学びましたのでまとめておきます。
バーバラ・ブレナンのチャクラ
バーバラ・ブレナンは、アメリカの世界的に有名なヒーラー・セラピスト・科学者です。大気物理学の修士号を取得した後、NASAで研究を行っていました。
長年、人間の体を包む生体エネルギーやチャクラを研究し、それが実際の肉体上の病気と大きく関わっていることを発見、独自の病気治療のシステムを確立しました。
ベストセラー『光の手』『癒しの光』は、22ヶ国語に翻訳され、100万部以上出版されており、エネルギー・ワークや代替医療の分野では代表的な書物になっています。
以前、主要なチャクラは7つあると説明しましたが、バーバラ・ブレナンのチャクラには特徴があります。下の左の図を見てください。尾てい骨にあるチャクラと頭頂にあるチャクラを除く5つのチャクラは体の前面と背面に対となって存在しています。
ブレナンはエーテル体のことをHEFと呼びます。人間を取り囲んでいる生命エネルギーフィールド(Human Energy Field)です。ブレナンによると、HEFは上の右の図のように7つのレベル(7層)から構成されており、外側に行くほど周波数が高くなっているとのこと。
そしてこのHEFの7つのレベルに7つのチャクラがひとつずつ対応して存在しているそうです。
リードビーターのチャクラ
リードビーターは神智学協会を創ったブラヴァツキー夫人の後を継いだ第2世代。ブラヴァツキーの啓示的情報を核に、インド思想で補完して神智学を体系化しました。
リードビーターのチャクラの特徴は、脾臓のチャクラを中心としたプラーナ供給システムです。
体表面上に花のような受け皿があり茎のようなエネルギーを通す管(ナディ)があり、脊柱上に根を下ろしています。
脾臓のチャクラから取り込まれたプラーナは脾臓のチャクラで7色に色付けされ、それぞれの色の特色を持つチャクラへと分配されます。
ブレナン vs リードビーター
さあ、元美術部の私の図解にてブレナンとリードビーターのチャクラを比べてみましょう。(注:下記は胴体を真横から見た図。)
大胆な説を習いました。ブレナンのは第4エーテル亜層、リードビーターのは第3エーテル亜層という説です。
界層の説明をまだしていないのでわからないかと思いますが(大事なのでいずれ説明します)、第3の方が高次元です。
第4エーテル亜層ではラッパ状のエネルギーの渦のようなものとプラーナの構造物のようなものが見えて、第3エーテル亜層では花弁のような仕切りがある受け皿のような形のものがくるくると回っているように見える。
見てる断面が違うだけだとすると同一のものに見えてきませんか?
伝統的なインドのチャクラ
下記のような絵はみたことありますか?
ブレナンやリードビーターのと同じような場所に7つチャクラがあって、同じシステムのように見えますが、決定的に違うところがあります。
ブレナンやリードビーターのチャクラは、エネルギーを体に分配するためのものでしたが、インド・ヨーガの世界のチャクラは、霊的進化(クンダリーニの覚醒)をするためのもの、ととらえられております。
クンダリーニ
クンダリーニは誰もが持つ生命エネルギーのことだそうです。多くは眠ったままの状態ですが、覚醒すると潜在能力やサイキック能力、愛への共感能力などが開花すると言われており、多くのヨーガ行者たちがクンダリーニ覚醒を目指して修行を積んでいます。
全てのチャクラが開かれる(活性化する)と、そのチャクラをつなぐ管であるスシュムナー管の通りが良くなり、まるでボーリングで石油が地上に溢れ出るように、生命エネルギーが上昇し宇宙エネルギーと繋がる、のだそうですよ。
でもクンダリーニ覚醒は超危険!
クンダリーニの威力は凄まじく、コントロールが難しいので、覚醒に失敗すれば心身に支障をきたすこともあるほど危険なエネルギーなのだそうです。
ですので、クンダリーニは修行を積んだ指導者のもとで覚醒させる必要があります。
インドでもチャクラの開き方やクンダリーニに関する情報は明文化されて来ず、師匠から弟子へ受け継がれるものでした。
秘教(アリス・ベイリー)のチャクラ
インドでは秘儀的に伝えられてきたチャクラ情報ですが、秘教では今まで語られてこなかったこともシレっと語られています。
それでも明確に、「私の本を研究してこのテーマ(チャクラの目覚め)に関する明瞭な相互関係を示す論文を発表することに対して警告を発する」と言っています。
と同時に「それにもかかわらず、真の熱誠家には必要な情報が与えなければならない」と優柔不断?なことも言っています。
やはり、アリス・ベイリー(ジュワル・クール大師)、わざと難解に書いている説は正しそうですね。この情報を必要かつ受け入れる準備ができている人にのみわかるような書き方をすることで予防線を張っているご様子です。
少し長くなってしまったので、『秘教治療』の中で語られているチャクラは「後編」で書こうと思います。
ジュワル・クール大師から警告がこない程度にね。
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