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『ハイラーキーの出現』読書会より抜粋の巻③

今日は、神尾先生が無料で行ってくださっている、『ハイラーキーの出現』の読書会で学んだことから、「人類のカルマ」について書いてみようと思います。


カルマ

カルマとか業(ごう)とか聞くと、悪い行いの応報的なイメージを持つかと思いますが、カルマは悪いカルマだけでなく、良いカルマもあります。

そして、カルマは個人の行いに関することだけでなく、国家のカルマ、人類のカルマなど、集合体にも生じるものです。今日は人類のカルマについてのお話です。


人類のカルマが人類に降りかかる

今日、人類の身の上に起こっていることはすべて下記の3つに起因しているそうです。

1.人間の本質的な二重性
2.人類史の初期段階において、人間の本質的な二重性によって生じたいくつかの大きな亀裂
3.シャンバラのフォースの流入によって統合への傾向が強まっているため

人類史の初期段階にいったい何が起きたのでしょう?
レムリア時代に遡って見てみましょう。


人間の誕生

レムリア時代は今から約1200万~2000万年前です。

良く知られている人類史と全然違う話をしますが気にせず(!)読み進めちゃってください。

レムリア時代に人間は誕生しました。この時代の人類の目標はエーテル体及び肉体の完成と、その間の関係を築くことでした。つまり、肉体を思う通りに動かすこと、肉体器官や内部器官を発達させることが主目的で動物的な性質がまだ強かったのです。

しかしその中でも、より優れているものを求める心、物質的な欲求を認識し始める者が出てき始めました。


本能 vs 欲求

時代はレムリアからアトランティスに移ります。

アトランティス時代は今から約10万~1200万年前で、この時代になると、本能的な動物人間と欲を持った人間の境界線がより明確になってきました。

そしてアストラル体(感情体)を発達させつつあった人間たちは、本能のまま行動するのではなく、他の人間との関係性やグループとの関係を認識した行動ができるようになっていきました。

純粋な放牧生活や農耕生活から都市生活へと移っていき、人々は一層の物質的な快適さと保護のために密集するようになり、大都市が生まれ、文明が生まれました。


古代文明の裏には彼らが!?

ハイラーキーは当時地上に存在し、人間たちと一緒に生活をして手取り足取り教育をしてくれていたそうです。

現代科学をも凌ぐ知識と力を持っているハイラーキーのマスター達は当時の人々からはまさに神のようにあがめられていたのでしょうね。

現在地球上に残っている古代遺跡で現代の科学では解明できていない建造物などがありますよね。それは当時地球上にいらっしゃったハイラーキーのマスター達の遺産かもしれませんね。

毎度漫画で例えてすみませんが、『王家の紋章』に出てくるイムホテップみたいな宰相的な存在だったのでしょうか。

漫画というか、イムホテップは古代エジプトに実在した高級神官でファラオに仕えた宰相ですからね。
そして、史上初のピラミッドといわれる、ジェセル王のピラミッドを設計したことでも知られています。建築家としてのみならず、内科医としても優れ、死後には「知恵、医術と魔法の神」として神格化され、ギリシャの医神アスクレーピオスと同一視された、とされています。

ハイラーキー認定ですわねこれ。


そして事件が起こります

ハイラーキーに導かれ、目に見えない価値の影響を徐々になんとなく受けるようになっていた人々と、物質主義に引っ張られる人々との分裂は次第に大きくなり、ついにアトランティス時代の終わりにかけて、分裂があまりにも大きく、二つの生活集団や思想集団の境界線があまりにも明白になったため、当時の文明化した世界において危機が発生しました。

そしてもう人類の力ではどうにもならない域に達してしまい、ハイラーキーが強力に介入せざるを得なくなりました。以前ご説明したように、ハイラーキーは人類を常に導いてくれますが、人類が危機にあっても基本介入はしません。人類が自ら気づき、自ら成長して危機を乗り越えないと意味がないからです。

が、この時はもう人類どころかハイラーキーでも手におえず、シャンバラが私たちの惑星生命外の何名かの偉大な生命方の助けを借りてやっとこさアトランティス文明を終わらせることができたのです。

これは、何十万もの人間を地表から一掃する大破局という形でした。この歴史上の出来事は、大洪水という世界共通の伝説として今に伝えられています。聖書にも書かれているノアの箱舟の伝説ですね。

こうして人類は大きなカルマを背負いました。


2000万年に1度の転換期?

そして現代、古代から繰り返されてきた人間の二重性によって、また光と闇の勢力の戦いが起こっています。

今地上で光の勢力もしくは闇の勢力を指揮している人々は、古代アトランティスにおける光と闇の戦いの指導者たちの直系子孫(生まれ変わり)だそうです。

まさに歴史は繰り返す。でも、今度こそ、人類は自らの力で自らの未来を決めて進化しなくてはいけません。
多くの人が闇に取り込まれたら、大きな介入が必要になり、また人類が大きなカルマを背負うことになります。

『ハイラーキーの出現』では「あなた方に心からお願いしたいことがある」として人間の二重性について警鐘を鳴らしています。

自分自身や自分の心奉するイデオロギー形態に従うすべての人を光の勢力の側についているとみなし、自分と意見の合わない他のすべての人やそのイデオロギーを闇の勢力の側についているとみなすことによって、分裂を拡大させないようにしてほしい。

そして、結局のところの問題点として、下記だと書かれています。

問題点は結局のところ、領土問題や民族的な思考習慣に制約されずに、善をなさんという意思を表現する権利、人間関係を表現する権利にある。それは、すべての存在に対して愛を示すことによってすべての増悪と分離を一掃する権利とその切実な必要性に関連するものである。それは、国の財産、国境、文化、権力、人間世界の全般的な利益や幸福よりも優先させることなく、近隣諸国と平和に、そして互いに調和しながら生活し、人類の真の主観的な統合を表現しようとする、すべての国の権利に関連するものである。

愛、調和、統合、アクエリアス時代ですね。

今、人類に大きな危機が訪れているということは、人類が次のステップに進む時が来たということです。それは2000万年に1度の大チャンスかもしれません。そう思うとワクワクしてきませんか?

変化することを恐れなければ、蛹を脱ぎ捨て蝶になれるのかもしれませんよ!

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