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訪日客、来日前に私達が心配していること~日本のトイレを正しく使ってもらうために〜

訪日観光客である彼らは来日前に
誰でも見られるSNS上で
外国人同士で日本旅行に関する情報収集

しています。
その中で面白いな、なるほど!と思うものを
ピックアップしてご紹介したいと思います😊
食事前後に読まないようにお気をつけください。


タイ人からのある投稿

「今、私は日本に旅行で遊びに来ているの。
みんなに注意喚起です!
日本のトイレでは使用済トイレットペーパーは
便器に流してね。
注意書きにも書いているわ!」

と壁に貼られた注意書きと一緒に投稿がありました。

最近は英語、中国語、韓国語、タイ語の注意書きを
見ることが増えましたね。

京都府提供:https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000185184.html

それに対する反応がこちら

「えー!知らなかった。私はフィリピン人
どうりで個室内に備え付けのゴミ箱がどこも小さくて
使い終わった紙が入っていないと思った」

「オーストラリアからだよ。
こちらでも普通に便器に流すよ」

「この小さなゴミ箱はサニタリー用だったのね」

それ以外にもトイレに関する書き込みがありました。
流すボタンがどれなのか、分かりにくい

「日本のトイレには手を拭くペーパータオルが
ないから、小さなハンカチがいるわ」

「日本のトイレはどこも綺麗でオーガナイズ
されている
。マナーを守って使いましょう」

アジアのトイレ事情

日本人にとっては当たり前なトイレの利用方法も
こんな注意書きが必要なほど、国によって
トイレ事情は異なります
下記、産経新聞に掲載された記事のように、訪日客の
トイレの使い方が問題になっているのです。

アジアと言っても広いので一概に言えませんが
空港・ホテル・レストランなど外国人が多いところや
比較的新しい建物は洋式
が備え付けられています。
一方、ローカル色強いところや昔ながらの建物だと
和式
が多いと感じます。
確かにこれまで和式しか使ったことがない人だと、
便座に直接座ることに抵抗を感じるのかもしれません。俄に信じ難いですがこの下の絵が必要なのです。

驚愕です。洋式の便座の上に立つってどういうこと?

これは共感してもらえると嬉しいのですが、
海外ではよっぽど綺麗じゃなければ、
中腰(空気椅子状態)で用を足す日本人
多いのではないでしょうか。

トイレの使い方あれこれ

流してください!という注意書きが必要な理由

アジアでは用を足した後、トイレットペーパーは
使わずに水と手で直接洗って終わりだったり
(拭くかどうかは人によって異なる)

トイレレットペーパーを使った場合は、便器に流さず
備え付けのゴミ箱に捨てる事があります。

水で洗い流す場合は、便座の右手側に洗浄用の
ホース
が付いています。ハンドシャワーといい、右手で操作して左手で洗います。
使う前には水の勢いチェックを忘れずに。
※ちなみに左手は仏教では不浄の手と言われています。その手で子供の頭を触ると怒られます・・・
頭は神が宿る神聖な場所です。

またホースがない場合は、小さな桶やバケツに水と
手桶
が置かれていることもあります。
最初は何のための水か分かりませんでした。
和式使用後は便器の中も外も水で流して、綺麗にします。だからなのか、床が濡れてる率が高いです。

トイレットペーパーを使った後、流さず捨てる場合は
ゴミ箱がかなり大きいです。ゴミ箱を見ると、
どちらタイプか判断できます。

いずれにしても、流さない理由は元々下水管が
細い
ことと、それに加えトイレットペーパーが
水に溶けないので詰まりやすく、故障の原因
なるからです。

ちなみにアジアの和式は、日本の和式とはちょっと
形が違います、どちら向きに座ればいいのか
一瞬戸惑う形
をしています。
写真は敢えて載せません。

日本人も海外でやらかしているかも?

この様な理由で観光地以外ではトイレットペーパーが
ないことが多いので、アジアに行くときは
水に溶けるポケットティッシュは手放せません。

水に溶けることがポイントで、使用済みの
普通のティッシュを気軽に流す人もいますが
アジアで詰まってしまう理由は観光客が
トイレットペーパーを流す、しかも大量に流すから
という事もあります

日本人だと知らずに流してしまう人も多いでしょう。
日本並みに注意書きを書けばいいのにと
いつも残念に思いますが、あちらはあちらで、
それが当たり前だから、わざわざ書くなんて
思いつかないのかもしれません。

有料トイレは合理的

最近は日本でもトイレ自体をなくしてしまうケースが
増えているそうです。山道などに設置された
自治体ではなく個人や小さな団体で管理していた様な
無償のトイレは維持が困難になっているそうです。
使い方が悪かったり、マナーが守れなかったり
これまで、ご厚意で提供されていたトイレが
なくなるのは仕方がないのかもしれません。
使い方が異なる方の後、利用するのは正直辛いですし
逆に今まで維持してくださって、感謝しかありません。

そのため海外でもよくある有料トイレも
ありだと思います。
1回10円〜50円など是非一考をお願いします。

個人的には日本のトイレを汚したら
罰金を払って欲しい気分です。

でも、もし日本人が海外で間違えて
トイレットペーパーを流して罰金されたら、
どうなのでしょうか。それも考えものです。

ドアの向こうの個室までチェックできないところが、1番の課題なのかもしれません。
とにもかくにも、日本の公共トイレは安心して
使いたいですね。切実です。

最後に

今回は私にとって書く事に勇気のいる内容でした。
でもタブー化したり、臭いものには蓋をしていたら、改善されず、いつまでも嫌な気持ちのままで、
それはお互いにとって不幸ですね。
トイレの使い方と一言で言っても、各国や地域で
様々あるんだという事をまず知った上で、
どうすれば正しく使ってもらえるのか?に
繋がれば幸いです。

さて今日はこの辺で。See you next time!

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