涙を流すひと 13 tamito(詩と小説) 2015年9月13日 00:24 【詩】 最終間際の列車の中で酒に飲まれた人びとの中でひとりさめざめと涙を流すひと声も出さずに中空の一点見つめそこに無くしたものが在るように手の届かないものが在るようにそれを見つめてひとり涙を流すひと誰も声をかけることはない僕も声をかけることはない誰かに声をかけられることなく最終間際の列車の中で ひとりさめざめと涙を流すひと tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 13 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート