右肩を見つめている

【詩】

負けたら意味がないんだと声高に

その目に涙ため言うきみがいて

同期できずに回り続ける心が

きみの右肩を見つめている

わずか30センチ先のその肩を

ぼくの手は触れられないでいる

ぼくの自我は越えられないでいる


tamito


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#詩

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